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+ 〔ギリシャ神話系男性〕特性持ち一覧 Class Rare Name 剣 3 テセウス 1 イアソン 弓 5 オリオン 超人オリオン 4 ケイローン 2 パリス 槍 3 ヘクトール 騎 5 イスカンダル アキレウス オデュッセウス ネモ 4 ネモ〔サンタ〕 3 アレキサンダー 術 3 アスクレピオス 狂 4 ヘラクレス 1 アステリオス エネミー ケンタウロス、メガロス、ミノタウロス、頭にオリオンが乗っているエネミー各種、アカイア兵、アトランティス防衛兵、オリュンポス兵
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登録日:2019/3/17 (日曜日) 23 09 00 更新日:2024/02/14 Wed 07 40 56NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 うみへび座 アニヲタ悪魔シリーズ ギリシャ神話 クトゥルー神話 テュポンの一族 ドラゴン ハイドラ ヒドラ ヒュドラ ヘラクレス モンスター 不死身 再生 多頭竜 大蛇 幻獣 怪獣 毒竜 沼 海蛇 猛毒 神殺し 神話の怪物 英雄殺し 西洋妖怪 ヒュドラとはギリシャ神話に登場する海蛇の姿をした怪物である。 名前はギリシャ語で水蛇を意味するhydrosに由来し、英語ではハイドラとも。 ヒドラと表記することもある。 猛毒を持っており、ヘラクレスがその毒を用いたことでも知られる。 ▽目次 概要●多頭の怪物 ●ヒュドラの猛毒 余談 創作物に登場するヒュドラ ヒュドラがモチーフになった創作物 概要 ●多頭の怪物 テュポンとエキドナの間に生まれた数ある怪物の一体であり、 黄金のリンゴを守っていた多頭竜ラドンや冥府の番犬ケルベロスとは兄弟の関係に当たる。 首の数は伝承によって5本から9本と一定しないがとにかく多頭であることは確かで、 体内には非常に強力な猛毒を備える上に首は斬り落としても再生するだけでなく増えるという厄介な特性を持っており、 しかも中央の首だけは不死身だった為どうやっても殺すことができないという攻守ともに優れた反則のような能力を備えていた。 ヘラクレスの12の試練の2つ目の試練に登場する事で有名であり、 再生力と猛毒でヘラクレスを苦戦させるものの、従者として同行したイオラオスが持っていた松明で傷口を焼いたところ再生不能にできることが判明し、 中央の首以外を全て切り落とされる。 先述した通り中央の首だけは焼いても切っても死なない言わば不死身の首だったため、 やむを得ずヘラクレスは大岩で中央の首ごと岩の下敷きにすることでこれを倒した。 ちなみにこの時泉に住み着いていた巨大な蟹でヒュドラの兄弟でもあったカルキノスはヒュドラを援護しに行くもあっさり踏みつぶされて死亡している。 死後はヘラの手によって天に上げられ、それぞれうみへび座とかに座になったとされている。 ●ヒュドラの猛毒 ヒュドラの猛毒に目を付けたヘラクレスはそれを鏃に塗り、毒矢としてその後の試練でも使うようになるのだがこれが数々の悲劇を生むことに… 4つ目の試練であるエリュマントスの猪生け捕りの際にケンタウロスとの協力もあって何とか討伐に成功するものの、 ヘラクレスがケンタウロスの酒を勝手に飲んだことで諍いとなってしまい、その際にヒュドラの猛毒を使った矢を放ったが 誤ってケイローンの膝を射てしまった。 神の血を引くケイローンは不死だったがそれが仇となってしまい死ぬこともできずに 地獄の苦しみを味わい、その苦痛から逃れるべくプロメテウスに不死の力を譲るとそのまま昇天してしまった。 このことはさしものヘラクレスの心にも遺恨を残しており、同時にこれが悲劇の序章に過ぎないとは思いもしなかった… 6つ目の試練ではステュムパリデスの怪鳥を討伐するためアテナから借りた銅の楽器を打ち鳴らして 驚いて飛び立ったところを次々に撃ち落とすのに使われた。 殆んどを撃ち落としたようだが数羽は取り逃してしまったという。 10番目の試練では巨人ゲリュオンを難なく射殺し、彼の飼う牛を奪い取ることに成功した。 そして最後に登場するのが試練が終わった後である。 12の試練を達成し、ようやく平穏な暮らしを手に入れたヘラクレスはニンフのディアネイラと結婚し、幸せに暮らしていたが、 悪しきケンタウロス・ネッソスによって強姦されかけているのを見たヘラクレスはこれを毒矢で射殺した。 だが死の直前ネッソスは自分の血は媚薬になるので衣服に漬けるといいと言い残していた。 この言葉を信じていたディアネイラは丁度ヘラクレスがオイカリアの王女へ変心しているのを知り(*1)、これを着せた。 だがネッソスの遺言は全くのデタラメであり、着せた途端に肌は焼け爛れていき苦しみ始めた。 ヒュドラの毒は血液と混ざっても毒性は全く消えていなかったのだ。 それを後悔したディアネイラは発狂し首を吊って死んでしまう。 半身が神であり、かつて自分が死に至らしめたケイロン同様にもがき苦しむヘラクレスは自分がもう助からないと悟ると、 積み上げた木の上に体を横たわらせ、そのまま火をつけることで肉体を全て焼き尽くし天に昇って行った。 このようにヒュドラ自身は試練の序章で討伐されたにすぎないがその猛毒は物語の最後まで禍根を残し続け、数々の悲劇を生んだ挙句、 最終的には自分を討ち取ったヘラクレス自身をも葬ったのだった。 余談 刺胞動物にもヒドラという生き物が存在し、こちらもその名に恥じぬ強い生命力と再生力を備えている。 無論、神話のヒュドラが名前の由来である。 毒の強さは最後まで衰えることなく、不死であったはずの賢者に死を選ばざるを得ない苦痛を与え、 最終的にはギリシャ神話最大の英雄をも死に追いやったことから神殺し、 或いは英雄殺しの魔物と言われることもあるのだとか。 ヒュドラのような多頭の竜や蛇はオリエントを中心に世界各地の神話に登場し、 特にあの八岐大蛇とは姿が酷似していることからギリシャ神話も 何らかの形で日本にも伝わったのではというトンデモ説がある。 創作物に登場するヒュドラ そんなヒュドラだが現代の創作文化にもよく登場する。 多頭というインパクトからファンタジー系の創作ではひっぱりだこであり、しばしば毒属性の強大なモンスターとして登場するが、 首の再生能力まで再現するのはなかなかの難題であるせいか、単なる猛毒の多頭蛇として扱われる事も多い。 ちなみに手足が生えた多頭のドラゴンの姿で描かれることもあるが、こちらも原典においては海蛇として伝わっている為、厳密にはドラゴンではない。 稀に再生能力持ちで弱点を突かないと絶対に倒せないとされることがあったり、 海蛇の姿でなくとも猛毒を持っていたり不死身に等しい再生能力を持つモンスターの名前にこのヒュドラの名前が冠されるといったケースも存在する。 デザインにおいても、多数の首をどう表現するか(1枚絵にどう収めるか、立体的にどう生やすか)という命題は、紀元前から現代に至るまで昔も今も創作者を悩ませ続けている。 ヒュドラ(クトゥルフ神話) ラヴクラフトの著作に端を発する一連の神話体系であるクトゥルフ神話内には「ヒュドラ」と名がつく神性がいくつか存在している。 うちひとつはクトゥルフの配下であるダゴンの妻「母なるヒュドラ」。 名前こそヒュドラだが見た目はダゴンとほぼ同じ巨大な魚人である。 いまひとつはアザトースの配下である神ヒュドラである。 こちらは神話のヒュドラの正体であると設定されており、自ら刈り取った生物の頭を多数生やした原形質の海として描写されている。ジンメンかよ。 ヒドラ(ドラゴンクエストシリーズ) 『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』に登場する敵「やまたのおろち」の亜種、つまりザコ。首は5つ。 毒ではなく火炎の息で攻撃してくる他、頭の数が多いからか二回攻撃もしてくる。 強化版のキングヒドラはラスボス前の中ボス3連戦の一番手として登場する他、リメイク版では隠しダンジョンの雑魚としても登場する。 『ダイの大冒険』では超竜軍団のモンスターとして登場。 キルバーンにより操られ、5匹のドラゴンを引き連れてベンガーナの港に襲来。 砲撃をものともせずに暴れまわりダイを苦しめたが、竜の紋章を解放した彼に敗れ、魔王軍の「ダイは竜の騎士である」という嫌疑を確信に変えた。 ちなみにDQ3では青緑色、アニメ版ダイ大では平成版は赤、令和版は水色をしている。 ヒュドラ(FINAL FANTASYシリーズ) FF3では何の因果かエキドナの色違いとして登場。そのため逆さ吊りにされたゾンビのような姿をしている。 4では二首蛇として登場。DS版では毒使ってくる。 5では首が八本に増え、4で最大の弱点だった雷に耐性を有する。こちらでは竜と明言されている。 Tでは三首ドラゴンとして登場。レベルによるが雷神シドを一発でKOする程の強力な雑魚モンスターである。派生として、ハイドラとティアマットが存在する。 FFではよくあることだが本当に外見が安定しない。 なおFF5ではヒュドラの死体がハイドラというややこしい名前で復活するが、 戦闘がテイルズ方式になった11、14ではこちらの名称がヒュドラの読みになっている。ああ、めんどくさい。 ヒドラ(スレイヤーズ) 凶暴な亜竜族の一種。大トカゲの体に無数の蛇の首を持つ巨大な怪物で、年を取るごとに首が増えるという。 生まれたては兎ほどのサイズで、2年もたたないうちに家にも入りきらないほど成長する。毒は個体によってあったりなかったり。 リナほどの魔導士でも、竜破斬レベルの魔法を使わねば倒せない。 SFC版では2番目の中ボスとして登場する。 ヒュドラ(聖闘士星矢 エピソードG) ティターン神族12柱が一角レアが、大地から作り上げた九頭竜の怪物。 まあ言うなれば神話の時代のヒュドラをモデルとしたゴーレムとでもいうべきか。 分裂する頭と、テミスの裁きの天秤(重力波)の同時攻撃でアイオリアを苦しめたが、駆け付けたアルデバランによりコアとなる中央の首を破壊され土に還った。 後述するヒドラ市とは異なり徹頭徹尾「ヒュドラ」と呼ばれている。 ヒュードラー(光神話 パルテナの鏡シリーズ) 人間界を侵攻する巨大な蛇の魔物で、闇の女神メデューサの手先。ボス敵としてピットの前に立ちふさがる。 ちなみに、原典では兄弟にあたるケルベロスも、首を1つ減らしてツインベロスと名前を変えて、メデューサの部下として登場。 双葉社版ゲームブックでは、ピットに名乗った際に「頭が9つある伝説の蛇?」と聞かれて「違う、それはヒドラだ。俺様は、ヒュードラー!」と、ヒドラとの関係を否定するような発言をしている。 続編の「新・光神話パルテナの鏡」では、「三つ首竜ヒュードラー」と名前を変え、その名の通り首が3つに増えた怪獣サイズになって再登場。 3つの首の人格はそれぞれバラバラで、仲は悪く、絶えずコントのような喧嘩をしている。 首は斬り落とされてもなお活動可能で、時間をかけて回復すれば首から胴体を再生することも可能。 胴体から首が再生する本家ヒュドラとは逆だが、強靭な生命力があることは原典と共通している。 一方、毒を使うという描写はない。 キングヒュドラー(バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ) スレイヤーズと同様の多頭蜥蜴型をしている「蛇の王」。 かつては10年かけて山脈の標高を2割ほど削ったとされる正真正銘の化け物で、150名の討伐隊を皆殺しにし、 ドラゴンをも倒したと言われる近衛師団の総力を決して地下に封印されていた。 更にピット器官を有しているため、完全な暗闇の中でも得物を捕食する。 死後、異世界に転生してきた烈海王に襲い掛かるも、胴着を用いて牙を引き抜かれ、 その牙を利用した手裏剣術や蛇殺しの鷹拳(*2)で次々とピットを潰されて、首を潰される。 神話通りの再生・自己進化でより強力な姿となって烈に挑んだが、戦いの高揚感を得て本領を取り戻した烈に攻撃を裁かれ、 最後は唯一の弱点である心臓を寸勁で吹き飛ばされ死亡。 これにより烈は片足の喪失(*3)から解放され、完全復活を果たした。 ヒュドラがモチーフになった創作物 単純に蛇の魔物である以外にも、「首が複数」「逸脱した再生力」「毒使い」などのユニークな特徴を持つヒュドラ。 それらになぞらえ、ヒュドラの名を冠している創作物も多く存在している。 ヒュドラー(仮面ライダーX) GOD神話怪人の一人。トカゲと蛇を合わせたような姿をしており、体を液状化したり、爬虫類を操ったりできる。 首は切り落としても再生する(ただし生えてくるのではなく浮かんで自動的に元に戻る)、口から溶解液を吐くなどなかなか原点に忠実。 だがその手に持ってる蛮刀はなんだ、蛮刀は。せめて鞭とかに出来なかったのか。 胴体は再生できなかったため胸にXキックを食らって爆死した。 ヒドラ(仮面ライダーウィザード) アロエと淡水生物の方のヒドラを合わせたような姿のファントム。宿主はダイバーの男。 体中の触手を伸ばして相手を痛めつける。 B'Tラレーニャ(B'T X) 七魔将の一番手・ミスリムが操る巨大なB'T。ヒドラがモチーフであり、胴体は質力200%のガードシステムで守られていてあらゆる攻撃が効かない。 頭を破壊されても胴体から送られる再生エネルギーで再生でき、口から吐くウェザリングブレスであらゆる物を砂に変えて風化させる。 壊された頭への再生エネルギー供給を遮断されると、エネルギーが逆流して自爆してしまう。 ヒドラザク(SDガンダム外伝) ジークジオン編で、ティターンの魔塔に出現する、ザクの頭を持ったヒドラ。首は8つ。 ハイドラガンダム(新機動戦記ガンダムW DUAL STORY G-UNIT) うみへび座から名づけられたOZ製のガンダム。本作や一部ガンダム格ゲーでのラスボス。 頭部はヒュドラというよりは阿修羅像のように三つの顔面を持ち複合型センサーの機能を持つ。 他の機能としては精神感応システムやビーム砲を内蔵した二門のショルダークローなど。全体的にこいつに似てる。 ジェノハイドラ(ゾイド) 『ZOIDS SAGA』以降のゲーム作品に登場するファントム騎士団所属機体。 アーム兼ヘッドの3つのユニットを状況に応じて自在に組み替え使い分けるのが特徴。 設定的にはジェノザウラーの派生機体と思われ、分類は恐竜型。 HYDRA(MARVEL COMICS) マーベルユニバースにおける典型的な悪の組織。「ハイドラ」か「ヒドラ」かは訳者による 古代から脈々と存在していた秘密結社を第二次世界大戦時にナチスドイツ、日本帝国系のヴィランがこの名前で作り替えた。 一人の指導者(頭)を失ってもすぐに代わりの指導者が沸いてくる上にAIMなどの派生組織もうんざりするほど多くしぶとい。 レッドスカル、ヴァイパー、ストラッカーなど毒使いの関係ヴィランも多め。 ちなみに神話系のヒドラはかつてハーキュリーズ(ヘラクレス)が戦った相手として存在し、名前の元ネタになったことがはっきり語られている。 ハイドラ(ニンジャスレイヤー) サヴァイヴァー・ドージョーに所属する、三つ目の爬虫類めいたバイオニンジャ。 四肢を切られようが首を切られようが即座に生え替わるほどの高い再生能力を持ち、ゾンビーニンジャに回転鋸で細切れにされても仲間に拾い集められて再生した。 ただし、再生には大量のエネルギーを必要とするため、他のバイオニンジャ達に比べてバイオインゴットの消耗が激しい。そのせいもあってか初登場時からしばらくは休眠状態だった。 また、再生能力以外に特殊能力はなく、毒などへの耐性も特に高くはない模様。 海ヘビ星座(ヒドラ)の市(聖闘士星矢) いわゆる青銅二軍の一人で、モヒカン、痩躯、老け顔のかませ犬。 その聖衣には「ヒドラの毒牙」という毒爪が仕込まれており、必殺技「メロウポイズン」はそれによる攻撃。 キングギドラ(ゴジラシリーズ) ご存知三つ首の怪獣。 元ネタ自体はロシア映画『豪勇イリヤ』にも出てくるスラヴの竜ズメイであるが、「ギドラ」という名前はロシア語の「Гидра(ギデラ)」つまりヒュドラに近い。その際、映画のズメイは日本で「キングドラゴン」として紹介された。 オフィニクス(メダロットnavi) OPS(Ophiuchus=蛇使い座)型の女型メダロット。 女型らしからぬデブいフォルムだが、変形すると背中の複数のパーツが展開し、それぞれが蛇の頭のような振る舞いをする。 ヒュドラタイプ(ギルティギアゼクス 白銀の迅雷) 小説版に登場する、首5つに剣肢7本のメガデス級ギア。 都市壊滅級の強さを誇り聖騎士団を全滅させかけたが、バフをかけまくったクリフが三日三晩の戦いの果てようやく封印。 後に一部分のみ復活して暴れてたが、ファウストやジョニーも対処はできていた。 追記・修正は英雄を毒で死に至らしめてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] テュポン「……ケルベロスといいヒュドラといい、俺の子達は知らぬものはいないような怪物ばかりなのに、何故当の俺はマイナー気味なんだ……?」 -- 名無しさん (2019-03-17 23 31 20) ↑アンタはゼウスすら倒したギリシャ神話最強怪物じゃん!ヘタな創作じゃ扱いきれないんだよ! -- 名無しさん (2019-03-18 09 12 37) ↑2 理由の一端に「名前がちょっとかわいい」があると思うw -- 名無しさん (2019-03-18 19 21 25) 意外にも出来てなかったんだこの項目。 -- 名無しさん (2019-03-18 21 58 07) 日本じゃケルベロスらほかの兄弟に比べて、格下扱いなイメージもたれてると思うのは気のせいか? -- 名無しさん (2019-03-18 22 40 55) カルキノスとのエピソードを見るに本当にヘラはヘラクレス嫌いだったんだな -- 名無しさん (2019-03-19 20 02 44) ハイドラガンダムって「うみへび座」がモチーフではあるけど、「創作上のヒュドラ」かなぁ??? -- 名無しさん (2019-03-19 22 41 28) ↑別に消すべきだと思うってわけではなく、「ヒュドラそのもの」ではないと思うから、「ヒュドラがモチーフ」っていう段落を別に作ってそこに分類してもいい気がする。「ヒュドラー(仮面ライダーX)」、「ハイドラガンダム(新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT)」、「ジェノハイドラ(ゾイド)」、「HYDRA(MARVEL COMICS)」をそこに分類して記載に変更するとか、どうでしょう -- 名無しさん (2019-03-19 22 45 29) ちなみにヘラクレスさん 一説にはパンツに塗られてたためにアソコから爛れて腐っていったという話もある。そら流石のヘラクレスでも死ぬわ -- 名無しさん (2019-03-20 00 38 22) 聖闘士星矢のヒドラの市もだ -- 名無しさん (2019-03-20 11 03 57) ↑6ケルベロスは「冥界の王ハデスの部下、来るものは拒まぬが去るものは許さぬ地獄の三頭犬」っていうカッコいい役職があるけど、ヒュドラはほとんどやられ役だからな…。なんかヌルヌルしてそうだし -- 名無しさん (2019-03-20 15 46 13) ↑4について、特に反対意見なかったので試しに分割してみました、気になるところありましたらお手数ですが追記修正お願いいたします。 -- 名無しさん (2019-03-20 21 47 36) 「ヒドラパーンヘッダーのロー・オ・ザー・リ」ってのもいたな -- 名無しさん (2019-03-20 21 55 29) ダイ大のハドラーもたしか作者が神話の怪物ハイドラをひねって名付けた名前だったような。あくまでネーミングの元ネタってだけでしぶとさ以外は共通点ないけど。 -- 名無しさん (2021-10-27 19 24 55) レイ・ハリーハウゼンが最も苦悩したという竜 -- 名無しさん (2022-01-23 11 31 37) 原典がくそ強いので他作品に出てもだいたい強い。 -- 名無しさん (2022-06-29 18 36 02) 中央の首が不死っていう設定はオミットされることが多いんだよね。まあ採用したら倒すのが大変そうだけど。 -- 名無しさん (2023-03-04 20 51 07) 多頭蛇は全てを支配せり!(ハイドラ・ドミナートゥス!) -- 名無しさん (2024-02-14 07 40 56) 名前 コメント
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登録日:2018/08/07 Tue 22 06 54 更新日:2022/09/09 Fri 11 29 48NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 Fateサーヴァントネタ元項目 ギリシャ神話 ケイローン ケンタウロス 人格者 伝承 先生 半人半馬 大賢者 完璧超人 射手座 師匠 弓矢 教育者 獣人 神話 賢人 賢者 養育者 馬 ケイロン(*1)とは、ギリシャ神話に登場する人物である。 半人半馬のケンタウロス族のひとりであったが、野蛮とされる彼ら一族のなかでも 例外的に高い知性と高潔な人格を兼ね備えていた。 さらにありとあらゆる知識・技術に精通しており、数多くの英雄たちの師父となって教え導いた。 神々含めたギリシャ神話世界すべての人物のなかでも最も高名かつ有徳な人物のひとり。 【概要】 ケイロンはケンタウロス族の賢者と称えられている。 クロノスを父に持ち、アポロンとアルテミス兄妹に養育され、神の血と技を引き継いだ。 成人してからは自分がされたように数多くの親の無い子を引き取り、その技術を惜しみなく与えて育てた。 そしてその子らの多くが長じて英雄となり、ケイロンの名声をいやがおうにも高めたのである。 ○出自・血縁について ケイロンは他多くのケンタウロス族と出自を異にしている。 彼は神々の王ゼウスの父である大神クロノスの直接の息子なのだ。 母親は妖精(ニンフ)であるピリュラで、ドロプスという兄弟がいたともされる。 彼は成人してから妖精(ニンフ)カリクロを妻とし、彼女との間にメラニッペ・オーキュロエ・エンデイスの三人の娘、 そして息子のカリュストスをもうけた。 ○知識・技術について ケイロンという名は「腕」を意味する。 それも「腕前」などといった「技術をともなう『腕』」という意味合いの言葉である。 彼はその名の通り、その腕に数々の技術を宿していた。 アポロンからは予言・医術・音楽を、アルテミスからは弓術・槍術含めた狩猟の技術を。 ほかにも占星術や、競技や格闘などの体術を伝授されていたという。 また武術や馬術などにも明るく、当然のように詩や学問についても深い造詣を持ち、 そしてそれらを他者へわかりやすく身につくように教え諭すすぐれた教育の手法の持ち主でもあった。 ○身体・性格について 彼の体についてだが一般的なケンタウロスと違い、下半身の前足が人間のものであったとされる。 つまりは人間の体の腰の部分から馬の下半身が生えているような形態である。 これは一般的なケンタウロスよりもより人間に近いことを示しているとされる。 また必ず衣類を身につけているともされ、これもまた人間寄りの存在である象徴だという。 (ただ後年では普通のケンタウロスのような外見とされることが多くなった) あと彼は父である大神クロノスから不死の力も受け継いでいた。 なので本来であればどれだけの傷を負っても蘇生し、年も取らないはずであった。 しかし皮肉なことに彼はこの力により悲劇的な最期を迎えることになってしまうのである。 またその性格については、だれひとり異論を挟まないであろう人格者である。 彼はその棲み処のまわりで薬草を育て、周辺の人々に医療をほどこしていた。 また縁もゆかりもない子供を引き取り育て、己が持てる知識や技術を使って人を助け、それらを乞われるままに教えてもいった。 彼のもっともすぐれていた点は技術でも知識でもなくこの精神性にあると言っても過言ではないだろう。 ただケンタウロス族全般に見られる保守的な面は彼にもあったようで、体面を非常に重んじていた部分があった(後述) 【神話について】 ケイロンは他多くのケンタウロスとは違い、大神クロノスの実の息子という高貴な血筋を持つ人物である。 しかし幼少期に親と別れることになり、アポロンとアルテミスに養育された。 そして数々の技術と知識を得た彼は、数多くの英雄を育て上げた。 しかしその生涯は、彼の体に流れる神の血と心に秘められた高潔な人格ゆえに 悲劇的な結末を迎えることになってしまうのである。 ○誕生・幼少期 はるか昔まだゼウスが幼かったころ、ゼウスの父大神クロノスはで美しい妖精(ニンフ)ピリュラ(*2)を目に留めた。 クロノスは彼女の警戒を解くため、また妻レアの目をあざむくため、馬の姿となってピリュラに近づきそして交わった。 しかしクロノスはレアに見つかり、馬の姿のままその場を駆け去ってしまう。 その身にクロノスとの子を宿したピリュラも住んでいた土地を追われ(*3)放浪の末たどりついた土地でわが子を産み落とした。(*4) しかし馬となったクロノスによって授かり産まれた子は半人半馬の獣人であった。 ピリュラは腹を痛めて産み落としたわが子の姿を見て悲嘆にくれ、その悲しみのあまり菩提樹へと変わってしまった。 こうしてケイロンは産まれてすぐ両親を失ってしまう。 しかし彼の年若い甥と姪にあたるアポロンとアルテミスに引き取られ、そのもとで成長した。 幼いケイロンは文化の父母とも言える兄妹から、さまざまな技術と知識を学んでいった。 しかしそれよりも何よりも彼がふたりから授けられた最も価値あるものは、 親からうとまれたわが身に向けられた慈愛の心であったかもしれない。 成人したケイロンはかつて自分がアポロンとアルテミスにそうされたように、 親無き子を引き取りわが子のように育て、自分の知識と技術を惜しみなく与えていったのである。 ○賢人としての活躍 クロノスの子として産まれアポロンとアルテミスに育てられたケイロンは、成人するころにはもう名士としての評判をほしいままにしていたようである。 彼はテッサリアのペリオン山の洞窟に住み、そのまわりで薬草を栽培して周囲の人々に日々すぐれた医術をほどこしていた。 ケイロンは乞われるがままにその知識と技術を人々へ授けることで多くの英雄たちの師父となり、また悩み苦しむものへは自ら進んで手を差し伸べてもいたのである。 ●ケイロンに育てられた、教えを受けた者たち ペレウストロイア戦争の勇士アキレウスの父。あるときペレウスは罠にはめられペリオン山中に丸腰で置き去りにされてしまう。危うくケンタウロスに襲われそうなところを救ってくれたのがその山の主ケイロンだった。その後ペレウスは美しい海の女神テティスに心惹かれ、彼女を捕らえようとする。しかし鳥に獣に大木にと目まぐるしく姿を変えて逃げまわるテティスをどうしても捕まえることができない。悩む彼の前にふたたびケイロンが現れ助言する。「一度捕らえたら、何が何でも手を放さぬことだ。 彼女がどんな姿になろうともな」ペレウスはこの助言に従い、洞窟で身を休めていたテティスを捕まえ組み伏せる。水に炎に獅子に蛇にと変化するテティスを、それでもペレウスはしっかり捕らえ放さない。テティスもついに根負けしペレウスを受け入れた。夫婦となったふたりはケイロンの住むペリオン山で結婚式を行い、多くの神々を招待した。招かれた神々がふたりに祝いの品を贈るなか、ケイロンは一振りのトネリコの槍を手渡した。この槍はヘパイストスが鍛えアテナが研いだ刃先を持ち、のちにアキレウスの手で振るわれることになるのである。 アキレウス叙事詩「イリアス」の主人公、トロイア戦争で一騎当千の活躍をした大英雄。母テティスは赤子の彼を冥府の河(ステュクス)にひたして不死の肉体を与え、さらに人間の部分を捨て去り神とひとしい存在にするため火にくべようとした。しかしそれを見つけたペレウスがとっさにテティスを払いのけアキレウスを抱きとる。不死であったアキレウスの体は火でも傷ついていなかったが、冥府の河(ステュクス)の流れにひたされたときテティスがしっかと握っていたかかとだけは無残に焼け落ちてしまっていた。ペレウスはケイロンのもとに駆けこみアキレウスを救ってほしいと願う。ケイロンは俊足の巨人ダミュソスの死骸から足首を取り外してアキレウスに移植した。子を奪われたテティスは失望し父子のもとを離れ海へと帰ってしまう。母なきあとのアキレウスは、そのままケイロンの手で養育された。ケイロンから巨人の剛脚、そして神の技と武器を与えられたアキレウスは、トロイア戦争に参戦し無双の戦いぶりを見せつけることになる。 アスクレピオス死者をも甦らせ死後には神の座まで登りつめた名医。アポロンの罰を受けて死んだ母コロニスの胎内からヘルメスによって助け出され、ケイロンに育てられた。幼いころから医術の才能を見せ、ついには師ケイロンやアポロンをも超える腕前となり、アテナにメデューサの血を授けられてからは死者を蘇生させるまでになってしまった。そして数々の死者を冥府から連れ戻したため冥王ハデスの逆鱗に触れ、ゼウスの雷霆で撃ち殺されてしまったのである。 アリスタイオスアポロンの息子で、人々に養蜂やオリーブの栽培法を伝えたとされる神。母はラピタイ族の王女であり狩猟を好んだ女傑キュレネ。ある日キュレネが山中で獅子を格闘で仕留めたのを見たアポロンは、その猛々しい美しさに心を奪われてしまった。アポロンが思い悩んだ末ケイロンに相談すると、彼はこう予言した。「ぜひ彼女をお迎えなさいませ。 産まれてくる子は不滅の神となることでしょう」産まれてきた子はケイロンに育てられ詩神(ムーサ)たちから教えを受け、成長してからは人々に文化を授け尊敬を集め、ついにはケイロンの予言通り栄光ある神々として天に昇っていったのである。あと彼の息子アクタイオンがアルテミスの怒りを受けて鹿の姿にされたあげく飼い犬たちに噛み殺されてしまった時、その死を悼んだケイロンは飼い主を失って悲しみにくれる犬たちをなぐさめるためアクタイオンの像を作ったと言われる。 その他上記の他にも彼に師事した・治療を受けた・援助されたとされる英雄は数多い。アルゴ船に乗りこみ数々の冒険を繰り広げたイアソンや彼が率いたアルゴ船乗組員(アルゴノーツ)であるカストル、テラモン、カイネウス、オイレウス。アキレウスとともにトロイア戦争を戦い抜いたパトロクロス、大アイアス、ポイニクス。あとはかのヘラクレス・ペルセウス・テセウスら大英雄たちも、ケイロンから教えを受けたことがある様子。 ○その最期と死後 ケイロンは神の血を引く不死の肉体と、苦しむ人々にその手を差し出さずにはおれぬ慈悲深き心の持ち主だった。 しかし彼はその心と体を持つがゆえに苦境へと追いこまれ、苦しみに満ちた最期を迎えることとなってしまったのである。 テッサリアで巻き起こったラピタイ人とケンタウロス族の戦い、ケンタウロマキア。 この戦いでケンタウロス族は敗北し、テッサリアの地から追い払われていった。 それは賢者ケイロンも例外ではなく、彼もまたペリオン山を追われペロポネソス半島のマレア岬へと落ちのびていった。 その後、アルカディアのポロエ山へと逃れていたケンタウロス族がヘラクレスと衝突。 しかし彼の剛力とヒュドラの毒矢の前にまるで太刀打ちできず壊滅させられる。 生き残った者たちはさらに追撃してきたヘラクレスから逃れるため、マレア岬のケイロンのもとを目指す。 命からがら逃れてきた彼らをケイロンは迎え入れ、追いついてきたヘラクレスと対峙する。 ヘラクレスは武術の師であるケイロンを前にしてもその手を緩めず、容赦なく毒矢をケンタウロスらにはなつ。 その矢はケンタウロス族エラトスの腕に命中し、さらにそれを貫いて後ろにいたケイロンの膝に突き刺さった。 この事態にヘラクレスは戦意を喪失、ケイロンを助け起こす。 ケイロンはすぐさま傷の治療を行うが、どんな薬草や彼の腕をもってしてもヒュドラの毒は癒えることが無かった。 その毒は不死であるケイロンにさえ死を与え、しかもそのたびに不死の肉体は即座に蘇り再び毒と死の苦しみを味わうことになってしまう。 この業苦の前にケイロンは、自分を死なせてくれるようにとゼウスに願った。 ゼウスはこの願いを聞きとどけ、ケイロンから不死の力を奪い安らかな死を与えた。(*5) ゼウスは彼の死を惜しみ、その功績と人格を顕すため、彼の姿を天に掲げ射手座としたのだという。(*6) ○娘たちの物語 英雄たちの師父としての神話を多く残すケイロンであるが、彼の家族についてもいくつかの伝承が残っている。 それらからは賢者としての彼とはまた違う、私人としてのケイロン像が見えてくるようで興味深い。(*7) メラニッペケイロンとカリクロの娘。テッサリア王アイオロスにかどわかされて襲われ、彼の子を身ごもってしまう。父のいるペリオン山まで逃れたメラニッペであったが、厳格な父ケイロンは自分のことも子供のことも許しはしないだろうと恐れをなす。そのためメラニッペはアルテミスに祈り、自分と子供を馬の姿に変えてもらった。(*8)そしてその後天に上り、こうま座になったのだと言われる。 オーキュロエケイロンとカリクロの娘。利発な女性で、父から多くの技術を受け継ぎ、特に予言の術に優れていた。しかしアポロンから父に託された赤子のアスクレピオスを目にしたとき、彼女は憑かれたように彼の未来を口にする。「幼な子よ、あなたは全世界を救う者になるのです!」「死者をも甦らせたあなたは、自身もまた神の怒りを受けたのち神として蘇るでしょう!」「そして・・・ ああ、お父様、あなたもその不死の力で蘇ることになるのです」「塗炭の苦しみにさいなまれながら、何度も、何度も・・・」予言の力を抑えきれずに父の最期までもを口走ってしまうオーキュロエは、ついに自分の運命までもを語り出す。「そして、そしてわたしも・・・ 神の怒りを受けて、ああ・・・」「未来のことなど、知らないほうがよかった・・・ああ、わたしは、人でなくなっていく」「草をほおばりたい、野原を駆けまわりたい・・・ ああああ、わたしは、お父さまのように ― 」言葉を言い終わらないうちにオーキュロエの姿はゼウスの怒りを受け馬そのものとなってしまった。ケイロンは哀しんでアポロンを頼るが、ゼウスの下した罰はさすがにアポロンであってもいかんともしがたかった。馬となった彼女はヒッペと名を変えられ、言葉と知恵を失ったまま生きることになったのだという。 【神話の後のケイロン】 獣人でありながら賢者そして人格者として名をはせたケイロンは、その悲劇的な最期もあいまって 後の文化でも多くの人々から敬慕を受けて、さまざまな作品で取り上げられてきた。 アキレウスをはじめとした少年時代の英雄たちにかいがいしく弓や楽器の扱いを教える姿が、多くの絵画など芸術のモチーフとなって残されている。 またダンテの神曲においても一族ごと地獄の住人となったケンタウロス族の長として登場しており、 ネッソスに指示を出して主人公らを案内させるなどした。 現代においてもケンタウロス族の中で・・・ というより人間神々すべて含めたギリシャ神話全体のなかでも数少ない人格者として、 これらを主題とした作品では貴重な存在となっている。 それを抜きにしても獣の姿をした異形の賢者という特異なキャラクター性は多くの創作者たちの想像力を刺激し、 ファンタジー作品を中心にいまも大きな存在感を示している。 【主な登場作品】 ここでは神話のケイロンもしくはそれをモデルとしたキャラクター、 そして射手座をモチーフとしている、ケイロンをイメージできるキャラクターを取り上げる。 (なので天体としてのサジタリウスから命名されているものや弓矢などの武器は除外) その他のケンタウロスについてはこちらで取り上げる。 ケイローン(Fateシリーズ):アーチャーとして召喚された大賢者。当該項目参照。 射手座の黄金聖闘士(聖闘士星矢):十二宮を守る黄金聖衣に選ばれた聖闘士。人格者がそろっており、聖闘士らのリーダー的存在であることも多い。アイオロス:本編における射手座の聖闘士で、獅子座の黄金聖闘士アイオリアの実兄。赤子であったアテナの化身城戸沙織を守るため命を落とすが、その精神は聖衣に宿り星矢たちを励まし続けた。 ゲシュタルト: NEXT DIMENSIONにおける射手座の黄金聖闘士。神話のケンタウロスそのままの人馬一体の肉体を持つ。 シジフォス:THE LOST CANVASでの射手座の聖闘士。個別項目を参照。 星矢:それまでも一時的に射手座の聖衣をまとったことがあったが、Ωにおいて正式な射手座の聖闘士となった。 聖騎士ケイロン(シャイニングシリーズ):「シャイニング・ティアーズ」から登場したケンタウロス族の騎士。ルーンベール聖騎士団団長で、世界を救った四勇者のひとり。 賢者ケイローン:遊戯王オフィシャルカードゲームに登場するモンスターの1体。アニメ由来であり、魔法・罠カードを除去できる。 ケイロン:星野之宣の短編「射手座のケンタウロス」に不死身の生物「ケイロン」が登場する。 追記・修正は親無き子に手を差し伸べてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ケイローンは弟子に馬術も教えたらしいが、最初はとりあえず自分の背中に乗せたんだろうか…。「いいですか、馬の気持ちを知るのです…。どうしてそこでやめるのですか!ムチです、ムチを振るって私を激しく叩くのです!さあ!」 -- 名無しさん (2018-08-08 03 54 20) ↑やっぱりギリシャ神話には変態しかいないのか(呆れ) -- 名無しさん (2018-08-08 05 45 15) 賢者ケイローンっていたなあ。昔は結構強かった。今はリンクスかね -- 名無しさん (2018-08-08 09 32 54) ↑2 アキレウスとケイローンを描いた絵画はどれもこれもちょっとアレな雰囲気が・・・ -- ページ作成者 (2018-08-08 14 37 09) 永劫終わらぬ多頭竜ヒュドラの毒が、不死身を捨てろと囁くものの、取るに足りぬわ。片腹痛し。 -- 名無しさん (2021-04-08 22 44 03) 数多くの英雄たちのししであり、ただ一人ケンタウロス族のなかで穏やかな性格をしている。最期だけ本当にかわいそう。 -- 名無しさん (2022-03-02 22 53 51) ↑師匠ですね。まちがえました。 -- 名無しさん (2022-03-02 22 54 32) 名前 コメント
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クリュセイオン・アオル 作品名:神統記 使用者:- ローマ・ギリシャ神話に登場する武器。 ギリシャ神話の怪物クリュサオルが誕生時に抱いていた剣。 神話上で使用されたことはない。 武器についての詳細誕生時に抱いていた剣 関連項目 関連タグ リンク 武器についての詳細 誕生時に抱いていた剣 メデューサの子クリュサオルが誕生時に抱いていた黄金の剣メデューサ(ゴルゴーン)がペルセウスに首を刎ねられた際に生まれた。メデューサの愛人だったポセイドンとの子とされている。 神話上では武器として使用されない。肝とかサイズとかの方が強調される さて 彼女の首を ペルセウスが刎ねると そこから大いなるクリュサオルと馬ペガソスが躍り出た。 この馬にその名がついたのは 大洋の泉のほとりに 生まれたからで 他はその手に黄金の剣をもっていたことか ら その名があった 関連項目 関連タグ ローマ・ギリシャ神話 刀剣 武器 神剣 リンク Wikipedia クリュサオル
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登録日:2015/12/13 Sun 15 23 20 更新日:2023/11/16 Thu 14 48 04NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 いまのアンタがいちばんみにくいぜ! アニヲタ神様シリーズ アフロディテ アフロディーテ オリュンポス十二神 ギリシャ神話 ビッチ ヴィーナス 万能者 世界皇帝 勲章称号マニア 半分不死 大元帥(空軍) 女皇 女神 性別両方説 恋愛 愛 愛の神 愛欲 無敵 番外 純粋 美神 自称大皇帝 被造物にして設計者 見習い菩薩 赤い月の解放者 ■アフロディテ 「アフロディテ」はギリシャ神話に登場して来る女神。 ローマ神話ではヴィーナス(金星)と習合……と云うか異名とされた。 寧ろ、現在ではそっちの名前の方が馴染み深い位である。 女神と云えば誰もが思い浮かべる愛と官能の女神であり、美の女神の代名詞として数々の創作のモチーフともなって来た。 因みに、元々のヴィーナス(ヴェヌス)は美の女神なんかではなく菜園の女神だったそうな。 「吸収しようとした相手を呑み込むなんてさすがはギリシャ文化だぜ!凄ェ!」 ギリシャの神々は日本語表記では本来の発音や長母音を省略されて表記、自動変換される場合が多いのだが、彼女はちゃんと「アフロディーテ」や「アプロディテ」等とも変換される。 主神格であるオリュンポス十二神の一柱ではあるが、彼女のみは最高神ゼウスと、その眷属の血統ではない。 よく知られた誕生譚としては、去勢された後に海に棄てられたウラノス(天)の性器の泡(男汁)から誕生した、とされる物がある。 恐らくは人気の高さからオリュンポスに数えられたのだろうが、誕生譚と矛盾する為か、キプロス島に流れ着いた後に足下から生命が溢れ出す様を讃えた季節の女神達(ホラ)に保護されて天上界に導かれ、そこでゼウスの養女になった等と書かれている。 ※ゼウスの実の娘とする神話もあるがマイナーな説である。 アフロディテとは「泡から生じた者」の意であり、彼女が初めて陸地に降り立った場所にして、信仰の中心地であるキプロス島にちなみ、キュプロゲネス、キュプリス(キプロス生まれの女神)の異名も付けられている。 この他、『神統記』によればアプロゲネス(泡から生まれた)、キュテレイア(キュテア生まれ)、ピロンメイデス(陰部から生まれた)等の呼び名も捧げられている。 類い希な美しさを持つ彼女にはエロス(愛)とヒメロス(欲)が付き従ったと云う。 エロスは後にアフロディテの従者として定着した後に幼児神へと姿を変えられ、彼女の息子ともされる様になった。 エロス「他の神さん連中より年いっとる言うとったんは嘘じゃあ。今後はアフロディテ様のせがれっちゅう事でよろしゅう頼むわぁ(ダミ声)」 配偶神は鍛冶神ヘパイストス。 ヘパイストスが「ヘラの解放を条件に」天上界に迎え入れられた際に望んだのがアフロディテとの結婚であり、それをゼウスに許されたともされる(ヘラが苦し紛れに約束したとも)。 しかし、美の女神に対して不具の神では釣り合いが取れないとでも考えられたのか、神話では基本的に不仲と云うかアフロディテがヘパイストスを馬鹿にしている構図で描かれていしまっている場合が多い。 アフロディテが愛人とするのが美形や美少年ばかりなのも意図的なものを感じてしまう。 最も長く関係を持った愛人は軍神アレス。 彼は前述の様に“アフロディテの息子とされてから”のエロスの父親とされている。 また、愛と美の女神と呼ばれてはいるもののアフロディテが司るのは“根源的な愛”であり、従者のエロスの様に能動的に対象に愛欲を掻き立てさせる力は無いとも言われる。 アフロディテの神話に纏わる“それら”の要素は、実は彼女ではなく従者のエロスとヒメロスの働きだと云うのだ。 ※能動的に働くのは魅惑的な肢体と自慢の美貌で相手の性欲を掻き立てて自分のベッドに誘う場合のみである。 これと同じく、アレスも戦を司るとされつつも他人の為に勝利を呼び込んだりする働きとは基本的に無縁であり、ここから「神として他者に与えたり、何かを生み出す資質に欠けた似た者同士」と呼ばれる場合もある。 ただし、これは出身地差別を受けたアレス同様に、オリュンポスに組み込まれた際に本来の彼女が持っていた多産や豊穣、戦勝や航海の守護…etc.といった属性が他の女神とシェアされたり取られてしまった為と考えられている。 ……こうした事情からか、神話だけ見ると直接的な愛に飢えたビッチ女神みたいな扱われ方をされてしまっている。 トロイア戦争の伝説で発端となった「パリスの審判」でも、ヘラとアテナを抑えて美女神No.1に選ばれている辺りは、さすがは美を司る女神様である。 ※パリスが景品のヘレネ(世界一の美女)に釣られただけだろ……とかは絶対に言ってはいけない。 【出自】 元来は東方から渡って来た古代オリエントの春(意味深)の女神で、お馴染みのリリス系統に属する生殖と豊穣を司る大地母神であった。 古くは古代バビロニアと同様に神殿に豊穣の密儀を司る神聖娼婦(男女どっちも揃ってた)が住み、主神のアフロディテ(リリム)はその守護者でもあったらしい。 また、アフロディテには航海を守護する女神としての属性もあったが、これも、矢張りリリン系統の地中海地域の女神であるアシュタルテ等と共通した要素である。 四方を海で囲まれたキプロスでは海の安全が何よりも大事であったのであろう。 ……こうした信仰の起源や形態は、ギリシャ神話だけで見ても同じくオリュンポスの系統に組み込まれたアルテミスやアテナ、ペルセポネ…etc.と、リリン系統に属する、或いは属性の共通から習合したと思われる女神はかなりの数にのぼり、この事が逆にアフロディテが仕事を奪われる結果に繋がったとも考えられる。 【神話】 特に知られるのが美少年アドニスとの悲恋。 まあ、母親(スミュルナ)にまで遡る発端はアフロディテ自身とされてしまっているのが如何にもギリシャ的悲劇ではあるのだが(インガオホー)。 キプロス王キニュラス(またはアッシリア王テイアス)にはスミュルナ(ミュラ)と云う美しい娘が居たが、彼女が自分を拝むのに積極的で無い事に腹を立てたアフロディテはエロスに命じて、彼女が父親に恋をする様に仕向けた。 ※または王か王妃が娘の美しさを神にも優ると豪語した為ともされる。 ※基本的に煽り耐性がないのがギリシャ神話の神々なので仕方がない。 スミュルナは自分が狂ってしまったと思い自殺を考えるまでに思い悩むが乳母に止められる。 王女の胸の内を聞いた乳母は策を講じて王女を別の女性に仕立てて王の寝室に送り込む事にする。 ここから、王女は父親の部屋に12日間も通う事になる。 バレずに済んだのは乳母が王に部屋を暗くしておくように言い付けて居た為とも、酔うと泥の様に眠る王と夢現の中で交わった為、とも記されている。 古代なのに処女姫の逆レ○プ展開とか流石はギリシャ神話。 ……しかし、破局は突然にやって来た。 連日の逢瀬に違和感を感じた王は灯りを付け、自分の伏床に通っていた女の正体が娘である事を知ったのである。 激昂した王はスミュルナを手に掛けようとするが、絶望の内に逃げ出した王女は、逃げに逃げて逃げた後に、アラビアの南(サバの地)に辿り着くと命の尽きる直前に自分に宿っていた子供のみを助ける様に神々に懇願。 これを聞き入れた神々はスミュルナを没薬(ミルラ)の木に変えた。 彼女の息子アドニスは月満ちた後に、その木の裂け目から生まれたのだ云う(出産の女神エイレイテュイアが木に触れたら生まれたという説も)。 自分の起こした悲劇に責任を感じていたともされるが、アドニスを引き取る事にしていたアフロディテは、美しい少年を見た途端に虜となってしまう(エロスの仕業ともされる)。 そして、アドニスが他の誰の誘惑にも晒されないように箱に入れると、最も誘惑の種のないであろう冥府の女王ペルセポネに預ける事にした。 アテナといい、何故にみんな箱に入れたがる。 ……しかし、そこはペルセポネもオリュンポスの子(?)。 好奇心に負けて箱を開けると、彼女までもがアドニスの虜になってしまった。 やがて、スゥイートホーム(愛の育成部屋)の準備を整えたアフロディテはペルセポネに箱の返還を求めるがペルセポネは応じず喧嘩になる。 ペルセポネ「アドニスはわたしのものよ」 アフロディテ「ちきしょう!」 埒が開かない事を危惧したゼウスは要請に応じて1年を1/3ずつアフロディテと暮らす→ペルセポネと暮らす→一人で暮らす……と定めた。 ……しかし、せっかくの決定も役には立たなかった。 アドニスは山野を駈け巡る狩人の資質がある少年だったのだが、ある日獰猛な巨大猪に遭遇。 これを追うも、逆に猪に殺されてしまったのだ。 この猪の正体については密かに嫉妬していたハデスとされる事もあるものの、普通は性格やら行動やら何となくやりそうじゃね?と云う風潮から、アフロディテの愛人のアレスとされている。 そして、死んだアドニスの流した血から真っ赤なアネモネが。 愛しい人の死を悼み女神が流した涙からは深紅の薔薇が生まれたのだと云う……。 この他にもアドニスに関わる誕生譚は存在しているが、これはアドニスの神話が勿論、史実などではなくて古代オリエントから伝わった「冥府下り」の“かなり”大胆なアレンジの為。 いずれはキプロス島に広大なダンジョンみたいな洞窟や蚊の巨大育成施設が出現するのは間違いない事であろう。 【その他】 この他の神話としてはアレスと激しく前後している所を晒し者にされた神話も有名だが間男の当該項目を参照。 また、ギリシャの神々は揃いも揃って色ボ…ゲフンゲフン、恋多き事で知られるが、実はその原因はアフロディテにあると云う。 彼女の被害者は、上記のスミュルナ、エロスの妻プシュケ、ハデス・ペルセポネ夫婦(とデメテル)、暁の女神エオス、太陽神ヘリオスなど多岐に渡る。 最高神ゼウスすらもが、無自覚に力を発揮するアフロディテにより散々に人間の女を愛させられたが、アフロディテはそうして皆に愛欲を掻き立てては、時として悲劇をも生んでいたのに、そうした行いを傲慢にも鼻に掛けていた。 そこで、ゼウスはアフロディテにも人間へ愛情を抱く様に仕向け(ゼウスは天の理を支配しているので実は何でも出来る)、アンキセスを相手に選んだ。 ※アンキセスはトロイア王家の流れを汲む高貴な血筋で姿も美しい男子であった……罰になってないな。 アンキセスに一目で恋に落ちたアフロディテは人間の娘に化けて近づき子供を宿した。 ※人間の女が神の子を生むのは名誉だが、女神が人間の子を生むのは恥……だと云うのが罰の理由だったのだが、流石は愛の女神、正体がバレても動じない。 ちなみにトロイア戦争の武将には女神を母に持つ者が結構いる。帰り道で女神を現地妻にして孕ませた奴もいる。 ゼウス「!?」 それどころか「女神を妊娠させたとか吹聴すると天罰で雷が降るから言わないでね」と忠告する程の余裕ぶりである。 この時に生まれたのがトロイア戦争でトロイア側の援軍ダルダノイの総大将を務めたアイネイアスと言われている。 この後のアンキセスの運命については諸説があるが(アフロディテを食った事を自慢して天罰を喰らい不具になったともされる)、トロイア敗戦の後にアフロディテの導きにより親子でローマに逃れ、その血は後にカエサルを輩出したユリウス家の祖となったとされている。 ……勝ち組ですね。 追記修正は生きとし生けるものからの愛情を獲得してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 中学までずっとアフロの神様だと思ってたわ -- 名無しさん (2015-12-13 18 40 05) 出たなビッチ女神 -- 名無しさん (2015-12-13 18 43 56) とりあえず、なんで彼岸島の連中が時折混じってんだよw -- 名無しさん (2015-12-13 19 25 15) アフロディティの足音 -- 名無しさん (2015-12-13 19 53 39) 結局、この人って何人人間の子供産んでんの? で、父親は何人? -- 名無しさん (2016-03-06 18 33 20) この人にあなたの子供産んであげると言われたら、何人が「うん」って言うだろうか。 -- 名無しさん (2016-03-17 18 49 13) ↑目にした時点でメロメロにされるから選択権は無いと思う。寧ろ、そう言わせるだけの価値が自分にあるかどうかってレベルの話かと。 -- 名無しさん (2016-03-17 19 39 03) 父親が誰か特定出来るだけマシなのかね、この人......人?女神か。 -- 名無しさん (2016-04-04 16 47 34) アドニスを殺した猪の正体はアルテミスという説もある(この2人仲が悪い) -- 名無しさん (2016-05-14 12 48 44) 現在も男を食い続けてたりして...... -- 名無しさん (2016-10-06 17 43 48) 解釈だとアレスとの浮気暴露後にヘパイストスと別れることになって、その時またポセイドンが仲介に入っている。アフロディーテはそのお礼にワンナイトラブしてあげたそうだ -- (2016-11-12 22 15 56) この人で童貞卒業したら、ほかの女で勃たなくなりそうな気がする......。 -- 名無しさん (2016-11-19 16 36 24) アレスが実際200mってことはアフロも他の神々もそんだけあるのか、そりゃ人間なんてゴキブリ程度にしか・・・なのに何で交わえるのか -- 名無しさん (2017-01-02 21 43 15) 本人の知らぬ所で不細工との結婚を決められたのはまあ同情する。ヘパ本人ですら「できるか?できねーだろ?」とヘラに言うために名前を出しただけだし。 -- 名無しさん (2019-05-18 07 50 29) 違反コメントとそれにかかるコメントを削除 -- 名無しさん (2019-05-21 15 54 02) 息子の一人はトロイアの生き残りを連れてローマの祖となったトロイア王族のアイネイアースだったり、その子孫がローマ建国の王ロームルスだったり、かのカエサルの生家が属するユリウス氏族はアイネイアースの息子の子孫を称してたり……。厳密にはローマのウェヌス神と同一視されて崇められたとはいえローマ人にはえらく重要視されてるようで -- 名無しさん (2021-08-14 22 26 57) ペルセポネ「アドニスはわたしのものよ」 アフロディテ「ちきしょう!」←さすがギリシャの女神さまだ、やっぱり違うなあ。 -- 名無しさん (2021-11-17 19 05 01) 2chでよく見るようなムチュコタンLOVEな姑的面があって、息子エロスの嫁をイビり倒したらしいな -- 名無しさん (2022-01-06 20 03 13) ↑途中送信しちゃった 結局嫁のプシュケは壮絶な嫁イビリを乗り越えて恋人の愛を守る女神になって、エロスとの間に快楽の女神ヘドネを設けたらしいけど。 -- 名無しさん (2022-01-06 20 06 39) 仮にも女神だから、人間だったらヤリまくって父親不明になりそうなもんでも、腹の中の子供の父親がわかるんだろうかね -- 名無しさん (2022-01-06 20 37 26) 愛の女神さま一人勝ち、最高神は美女に甘すぎる -- 名無しさん (2022-01-06 20 48 34) ↑ だってゼウスだぜ? 一晩お相手するから不問にしてね~っていえばね... -- 名無しさん (2022-01-06 22 22 30) 何気にいざきよいところもあるんだよねこの女神 負けを認めたら相手の要望を飲むし -- 名無しさん (2022-11-18 03 48 16) 愛と恋を司る女神さま。なので愛を否定する人間(一生純潔でいたい)には罰を与えることがある。 -- 名無しさん (2022-12-10 08 26 48) 武力こそないが胆力はそうとうなものがある。さすが愛の女神さま -- 名無しさん (2023-01-13 17 48 31) オリュンポス十二神の中でクレイトスさんからの粛清を免れた唯一の神 -- 名無しさん (2023-01-13 17 53 08) エロス様が子供になったのはいいんだけどヒメロス様はどうなのかしら -- 名無しさん (2023-07-15 19 54 54) タンホイザーの事はないのか? -- 名無しさん (2023-11-16 14 48 04) 名前 コメント
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登録日:2015/12/07 Mon 13 39 08 更新日:2023/10/28 Sat 01 02 05NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 アニヲタ神様シリーズ アルテミス オリュンポス十二神 ギリシャ神話 ファザコン ブラコン ヤンキー 三日月 三相女神 処女神 双子 地母神 女神 弓 弓使い 月 月の神 熊 狩人 狩猟 百合 鹿 ■アルテミス 「アルテミス」はギリシャ神話に登場する女神。 オリュンポス十二神の一柱でゼウスとレトの娘。 狩猟、弓術、後の月の女神で、母レトの出産を補助したとされる神話から、出産の属性も追加される場合がある。 アポロンとは双子だが、神話によって姉か妹かが分かれる。 ローマ神話ではディアナと習合された。 アルテミス「よしなに」 かなり気が強く、神話にも恐ろしさを強調された物が多い反面、ゼウスの娘達の中では一番の甘え上手でもある。男嫌いであるが、兄のアポロンに対してはブラコン……もといヤンデレの側面も持つ。 【由来】 前述の様に基本的にはゼウスとレトの娘だが、一説によればデメテルの娘。 出産に纏わる神話から出産を司るエウリュイテイアと同一視される場合もあり、この場合にはヘラの娘である。 また、月の女神の属性を獲得した事からセレネ、ヘカーテとも習合し、彼女達は月の三相としてセレネ(天界)、アルテミス(地上)、ヘカーテ(地下)と見せ方を変えても本性を等しくする三柱の月の女神としても信仰された。 後に獣の頭を持つヘカーテは中世には地下世界の月の女神、転じて地獄の女王として魔術の女神ボルボと習合してボルボ・ヘカーテと呼ばれる魔女の女神であるとされてしまった。 ボルボ・ヘカーテは三柱の相の転じた三面の女悪魔であり、三叉路の魔術にも準えられている。 多数の神話や氏神の統合や廃棄の結果とは云え、男神、女神、共に血縁関係や相関図がガバガバで近親婚や身内レイプ上等のギリシャ神話の中にあっては異母姉妹のアテナと共に純潔を属性としている事で有名。 ア ア「我ら、モテモテだけど純潔同盟!」 ヘスティア「あの……私も……」 純潔に関してはわざわざ父であるゼウスに願い出て許しを得たとされるエピソードまで残る(序でに可愛い服や装備もねだった)。 その親父が従兄弟や姉妹を食いまくった全ての元凶だけどな! 狩猟の女神として讃えられている。 より原型に沿う姿としては獣の神でもあったらしく、豊穣を約束すると共に犠牲を要求する血腥い地母神でもあった。 後にローマにも入り込んだ黒い肌で多数の乳房(或いは犠牲牛の睾丸)を付けたWelcome!!ポーズの異形のエフェソのアルテミス像は、後の古の地母神群が螺旋力で合体した天元突破ブラックマリア(黒い聖母像)の原型の一つとなったと考えられている。 これらの性格は部分的にギリシャ神話にも残り、日本的な感覚で言えば祟り神の様な性格も垣間見える。 アルテミスの聖獣を鹿と熊とするのもこの名残であり、嘗ては少女達が熊を真似てアルテミスに踊りを捧げたと云う。 信者「アルテミス様に献げ物クマー」 信者「生贄を引き裂き血のシャワーを皆で仲良く浴びるクマー」 信者「生肉♪生肉♪おいしいクマー」 ※予想図です。 また、現在では月の女神として語られる事が多いものの、アポロンの太陽神設定と同じく、ギリシャ神話でのアルテミスには月の女神である事を強調した神話は殆ど見られない。 ただし、元来が地母神であった事から、原型的には女性性を示す月の属性を含んでいたと考えられており、アポロンともまた違い、自然発生的に信仰が生まれていったと考えられる。 事実、アルテミスがローマでディアナと習合したのも、他のギリシャ系の神々とは違い、小アジアを経由したルートから入り込み習合したとされる話もある。 エフェソでのアルテミス信仰の根深さは後の聖パウロの回心行脚の旅にも記されており、後に同地では聖母マリアをアルテミスの代わりにすげ替える事でキリスト教を自分達の土地に受け入れたともされる。 【神話】 特に有名なのが彼女の処女性の神秘とその禁忌を犯す危険(祟り)を描いた神話と、ポセイドンの息子オリオンとの悲恋の話である。 ■アクタイオン編 アクタイオンはケンタウロスの賢者ケイロンに育てられた腕のいい猟師であった。 ある時、いつものように50匹の猟犬を引き連れてキタイロン山中で狩りをしていた彼は美しい泉の湧き出る洞窟へと一休みの為に入り込んだ。 実は、アクタイオンは知らなかったがそこはアルテミス率いるヴァージン・レディース・クランの水浴び場であり、正に女神とニンフ達のお楽しみの真っ最中であった。 ニンフ「男ダッコラー!?」 ニンフ「ズガタッキェー!!」 ニンフ「アルテミス様隠せっコラー!?」 ニンフ達が慌てて遮ったものの、怒りに震えるアルテミスは弁明も聞かずに一方的に呪詛を吐く。 アルテミス「無礼者め。我が神秘の裸身を見たとまわりに言いふらせばいい……お前に出来る物なら!」 そう叫ぶや否や泉の水をアクタイオンに振りかけた! アクタイオンは逃げ出すが見る間に姿が鹿に変わってしまう。 アルテミスはそれでも許さずに50頭の猟犬に主人を追わせてズタズタに引き裂かせたと云う。 アルテミス「出歯亀死すべし……慈悲は無い」 猟犬達は自分達が喰い殺したのが主人だと知ると嘆き哀しんだが時既に遅し。 これを知った養父のケイロンは犬達の為にアクタイオンの像を作り慰めとしたと云う。 尚、アクタイオンはアポロンの息子どされる為、アルテミスの甥っ子に当たる……容赦ねえな。 ■カリスト編 アルテミスに付き従い、共に純潔を守るニンフの中にカリストなる娘が居た。 カリストは美しいが、自分を磨く事には関心も抱かない純朴な娘。 その美しさと清純っぷりに股間にティン!と来たのがお馴染みゼウスだった。 カリスト「ああ……お姉様……アイエエエエエ!生えてれぅーーーーーー!?」 ゼウスはあろうことかアルテミス(ふたなり)に化けて近づくとカリストを犯し、毎度の様に妊娠させた。 全てを悟ったカリストだが時既に遅く、何とか誤魔化していたのだが例の如くの泉での沐浴タイムで膨らんだ腹をアルテミスに見つかってしまう。 アルテミス「ゴルァ!ケジメつけろやオルァ!!」 当然の様にブチ切れたアルテミスは(多分)親友を失う悲しさを押し殺して彼女を追放。 大好きなパパの仕業なのは無視だ! 哀れカリストは一人で子供(アルカス)を生む事になるのだった。 そして、アルカスは母と同じくアルテミスの侍女であるマイアによって育てられた。マイアはゼウスの夜這いを受けてヘルメスを生んでいるが、こちらは何故かお咎め無しである。 尚、この後でカリストは熊に姿を変えられるのだが、それをやったのはアルテミスかヘラかで説が分かれる。 ※因みに、元々カリストはアルテミスと同じ神性であり、その異名であるとも考えられている。 つまり、アルテミスを処女神と定めつつもゼウスとの婚姻をカリストを代役に立てる事で神話内で示しているのだと云う。 ■コロニス編 アポロンの子を宿したコロニスは、アルカディアからやってきた男イスキュスと交わり、父親に隠れて結婚した。 兄or弟のアポロンを侮辱されて完全に頭にきていたアルテミスを彼女の元に送り込んだ。アルテミスはコロニスを周りの住人ごと射殺したという。 ■オリオン編 ポセイドンの子供と言えば大半が怪物かアイエエエエエ狂人!な事で知られるが、そんな中で珍しくイケメンで狩猟の腕前を讃えられるオリオンと云う巨人が居た。 オリオンは獲物も女も百発百中と云う正統派ジョックであったが、そんな彼にアルテミスすら夢中になったのである。 オリオンも「お前だけは今までの女とは違う!」とばかりにアルテミスに夢中になった(※直前まで別の女神=曙の女神エオス…etc.を攻略中だったのは秘密だ!)。 二人の仲は急速に発展し、天界のゴシップを独占した。 ……しかし、それを快く思わなかったのが兄のアポロン。 自分は父親達と同様に奔放なセックスライフを送っているのに純潔を誓った妹に男(しかも自分が嫌いなタイプ)が出来たのは許せんとばかりに仲を引き裂きに出たのである。 アルテミスに対するオリオンのイメージダウン作戦を失敗したアポロンはオリオンへの直接攻撃へと切り替え唐突に巨大毒サソリをけしかけた……ナンデ!? しかし、狩猟で鳴らした勇者である筈のオリオンだったが、これに我を無くしてて海に逃げ込んだ。 オリオンにはポセイドンの血が入っているからか、海の上を歩けると云う変態的な能力があるのだが、余程慌てていたのか頭頂部だけポッコリと出して海中を逃げ回っていた。 それを見たアポロンはアルテミスを呼び出し、自慢の弓の腕前を散々に嘲けると海上に浮かぶあの“的”を射抜けるかと挑発した。 この挑発にアルテミスは目を凝らしてもハッキリと見えない程の遠方の“的”をあっさりと射抜いて見せた。 アポロン「計画通り」 ……後に、海岸に打ち上げられたオリオンの遺体を見たアルテミスは全てを悟るが時既に遅し(こればっか)。 アスクレピオスに泣きつき復活を懇願するもハデスに止められてしまう。 アルテミスは次に例の如くゼウスに泣きつくが、ゼウスにもオリオンを復活させて摂理を乱す事は出来ず、彼を星座にして天に上げて慰めとする事しか出来なかった。 しかし、オリオンとアルテミス(月)は月に一度の天の逢瀬をしているとの神話も生まれている。 ※この神話には他にも幾つかのバリエーションがあり、オリオンが死んだのは自らの狩猟の腕がアルテミスより上だと宣い、アルテミスの不興を買ったとする説(この場合の両者は恋人ではない)、この世の動物に狩れない物は無いとの発言でヘラの不興を買ったとする説……等、幾つかのオリオンの傲慢を伝える神話がある。 ※オリオンを襲ったサソリが蠍座である。 黄道十二宮に組み込まれたりと格上だわ怖いわで、蠍座が居る内はオリオンは上がってこようとしない……と云うのは流石に後付けの神話らしい。 また、上記のバリエーションに倣い、オリオンにサソリをけしかけたのはアポロンの他、ヘラやアルテミスとされる場合もある。 ■ヒッポリュトス編 ヒッポリュトスはアテナイ王テセウスとアマゾネスの王女の間に生まれた息子で、男性ながら敬虔なアルテミスの信者であった。 アルテミスも真面目で誠実なヒッポリュトスを弟の様に溺愛し、自らの狩にも参加させていた。 ところが、ある日、テセウスの後妻であるパイドラーが義理の息子に求愛する事件が勃発。 当然、ヒッポリュトスはその不義を非難して求愛を拒絶したのであるが、逆恨みしたパイドラーは「ヒッポリュトスに強姦された」との讒言を記した遺書をテセウスに残して自殺。 激怒したテセウスは事情の精査もせずに、嘗てポセイドンから与えられた「3つの願い」を行使して息子を殺してしまった。 溺愛していた愛弟子が全く落ち度が無いにも拘らず父親に惨殺された事に激怒したアルテミスは甥のアスクレピオスに依頼してヒッポリュトスを蘇生。 オリオンの件でも死者蘇生を叱責したハデスは遂に堪忍袋の緒を切らせてしまい、其れに押されたゼウスの放った稲妻でアスクレピオスは即死。 息子を殺されて逆上したアポロンは稲妻の製造工場で大暴れをした挙句にそこで働いていたキュクロプスを殺してしまい、ゼウスにオリュンポスの1年間の追放と人間の牧場への勤務を命じられてしまった。 ■VSヘラ トロイア戦争にて、アポロン共々、トロイア側に立って参戦したアルテミス。 その前にミケーネ側に味方したポセイドンとヘラ様が立ちはだかる!! ポセイドン「君の2回目の反乱事件の時に最低限の報酬すら踏み倒したトロイアによく加勢出来るね。まあ、叔父さんが胸を貸してあげるから先に掛かって来いよ。」 アテナと組んでヘラとポセイドンを煽った挙句の2回目の反乱失敗騒動の事を持ち出されてたじたじのアポロンに アルテミス「何腰が引けてんのよ!!」 とカツを入れて、ヘラ様狙って弓を引き絞るも・・・ 瞬時に格闘間合いに飛び込んだヘラ様に弓矢を捥ぎ取られ、あっさり掴まってしまう。 アルテミスも振り解こうとするも、彼女の全力も両手首を掴んだヘラ様の左手一本の力に敵わない始末。 ヘラ「実力の違いを思い知らせてあげるわ、小娘!!」 その言葉と共に不死身である神にすら激痛を与える物凄い力のビンタがアルテミスの耳に炸裂!!何度も何度も!! 必死に抗うアルテミスがヘラ様の顔に目をやると、笑っている。全然本気を出していない。 アルテミスは自分がどれだけ恐ろしい相手に喧嘩を売ってしまったか漸く理解して絶望しつつも、死力を振り絞って辛うじて掴まれていた腕から逃れると、捥ぎ取られた弓矢も腫れ上がった顔も割れそうな激痛を発する頭もボロボロになった髪や服もそのままに泣きながら一目散にゼウスの王座に逃げて行った。 捥ぎ取られた弓矢は母親のレトが回収して去って行った。 この他の神話としては、生んだ子供の数をレトと比べてしまった事でレトの不興を買った子沢山で知られるテバイ王妃ニオベの子供達をアポロンと共に皆殺しにしたエピソードやトロイア戦争で知られた名将アガメムノン=サンが軽くアルテミスdisしただけで娘を犠牲にする羽目になった話などが有名。(*1) ……うん、祟り神だわ、この娘。 追記修正は信者のみお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 髪型は金髪ポニーテールなイメージ。 -- 名無しさん (2015-12-07 15 29 41) ゼウスェ…にしてもアクタイオンは素晴らしく運がないと言わざるえないな… -- 名無しさん (2015-12-07 17 18 54) ↑アクタイオンがアルテミスの裸体を見ちまったのはアルテミスがニンフたちより背が高かったから隠しても見えちまったからなんだぜ -- (2015-12-07 19 03 23) ニンジャ介入項目 -- 名無しさん (2015-12-07 22 56 25) 多数の乳房でwelcomeポーズを忠実再現しやがった旧約女神転生ェ……まぁゼウスに至っては「ジジイ顔で電気タイプのゴース」なんだけど -- 名無しさん (2015-12-07 23 51 32) テンプレラノベ主人公みたいな奴だなアクタイオン まぁそういうのだったらやり返すんだろうけど神話だしね -- 名無しさん (2015-12-08 06 52 34) イピゲネイアの時は流石に親父のアガメムノンは悪いけどこの子は悪くないよねとこっそり助けてくれたからまだ有情な方 -- 名無しさん (2015-12-08 07 22 46) いやまぁ、元大地母神ってことは、当然死者を受け入れる死の女神って側面もあるから恐ろしくて当然なんだけど、子供の頃オリオン×アルテミスの話をキャンプで聞かされてから、なんかこう少女漫画風なイメージがこびりついて離れないw -- 名無しさん (2015-12-08 14 27 58) 所詮はクズの集まりのギリシャの神のうちの一匹にすぎない -- 名無しさん (2016-02-07 02 23 53) ハデスですらちょっとそれはってのがあるし、ヘスティアぐらいしかマトモなのが -- 名無しさん (2016-02-07 02 31 20) カリストに関しては、ちっとは親父に対して文句ぐらい言えや、って思う -- (2016-05-13 00 51 04) ゴウランガ!クローンニンフだ! -- 名無しさん (2016-10-24 19 21 15) ↑2 残念ながらアルテミスはカリストを孕ませた相手を聞かないで追放したから親父だとは知らない。もし分かってしまったらどんなことになったやら -- 名無しさん (2016-11-12 22 06 58) 某美少女戦士のイメージで猫っぽい印象を受けてしまいます・・・ -- 名無しさん (2016-12-02 21 50 14) オリオン編はDQNに騙された純情ヤンキーが兄に助けられたようにしか見えない -- 名無しさん (2017-05-29 11 33 12) アレトゥーサ「アルテミス様は素晴らしい御方です!」 -- 名無しさん (2018-11-29 01 16 52) オリオンのエピソードを現代的に解釈すると「運動部系の才女である妹が同好のイケメンが現れていい仲になってきたものの、医学部の秀才の兄が陰謀を張り巡らせて妹煽って自らの手でイケメンを射殺させた」って所か… -- 名無しさん (2021-07-03 23 21 02) でもそのイケメン叔父の息子だし狩りの腕前鼻にかけてるし女性遍歴ヤバいくて過去の女が調子に乗ってヘラに処断されてる上アルテミスに出会う直前までほかの女と付き合ってたんだぜ?兄として心配にはなるよね -- 名無しさん (2021-10-12 12 04 29) オリオンとの悲恋エピソードというダブル曇らせ -- 名無しさん (2022-11-18 04 39 41) ↑アポロン様いらんことしいの天才かよ。 -- 名無しさん (2022-12-29 17 22 14) さすがの月の女神も神々のトップレディには一歩譲る -- 名無しさん (2023-03-11 21 37 19) パパの仕業で側使えの娘が妊娠したらゼウス様を詰問したデメテル様と違って側使えの娘を責めたのでパパっ娘かもしれない。 -- 名無しさん (2023-08-11 20 53 19) 名前 コメント
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登録日:2015/11/14 (土) 00 59 02 更新日:2022/07/23 Sat 23 52 27NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 アニヲタ神様シリーズ イアペトス ウイキョウ ギリシャ神話 グノーシス ゼウス被害者の会 トリックスター パンドラ プロメテウス ヘラクレス ルシファー 先見 創造主 反逆者 拷問 文化英雄 火 火神 磔 神 肝臓 革新 鷲 黒いゼウス ■プロメテウス 「プロメテウス」はギリシャ神話の神の一柱。 人類に「火」を与えた神話で知られるが、他にも文字や算術、建築、造船、航海、牧畜…etc.と、文明の礎となる技術を人間に与えたとされる。 神話では天界の裏切り者、ゼウスへの反逆者とされる一方、その神話の内容から人類の守護者、果ては人類の創造者と見なす神話まである。 このプロメテウス神話は後にグノーシスとも関連付けられていき、中世の神秘主義ではユダヤ/キリスト教の「蛇」の伝承と合わさり、悪魔王ルシファー(光の蛇)が人類に齎した智慧の光と関連付けて語られる事もあった。 即ち、文明を拓く「火」と同義とされた真の神から人類に齎された叡智の「光」は、正しく使えば発展と霊性の進化を促すが、同時に傲慢と堕落を生む危険をも孕むと云うのである。 今日でもプロメテウスの名は革新を示す名前として使われ、原子力の異名や宇宙開発のプロジェクト名とされる等、実在や架空を問わず広く用いられている。 【出自】 ティターン十二神の一柱であるイアペトスの息子であり、兄弟には天空を支え続ける責を与えられた巨人アトラス、パンドラの夫となったエピメテウス、メノイティウスらが居る。 息子はデウカリオンで、彼はギリシャ人の祖先とされている。 ……人間に肩入れしたがるのも当然なのかもしれない。 母親には複数の説がありアシアーの子、公平の女神テミスの子、特に知られた『神統記』によればクリュメネーの子とされる。 アシアーとクリュメネーは共にオケアノスの娘とされる為、母親が誰であっても生粋のティターンである。 ティタノマキアでは名前の意味する通り(※先を識る者、先を考える者)に戦争の結果を見通し、勝者たるオリュンポスの側に付いたが、内心ではティターンの味方のままであり(スパイでもしてティターンを救う手立てを考えていたのかもしれない)、後の神話でも厳格なゼウスに対して密かに反抗を試みている。 特に「神統記」に伝えられる、人類に「火」を与えた神話では最高神ゼウスをペテンに掛けようとする小賢しくも勇気ある知恵者として描かれており、罪を背負い罰せられた神とされながらも、人間の視点からは同情すべき存在として描かれている。 【神統記】 ヘシオドスが記した宇宙創造からゼウスの統治までを描いた『神統記』によれば、人類は神話時代から現在まで5つの段階を経て退化して来たとされている。 ■黄金時代 クロノスの統治時代で、この時代の人類は神々と同じように憂いも苦労もしない種族だった。 ↓ ■白銀時代 黄金時代の人類が滅んだ後に創造された。 信仰心が薄く、争いばかりしていたのでゼウスに滅ぼされた。 ↓ ■青銅時代 青銅文化を持つが、それで武器を作り闘争に明け暮れた。 洪水により滅ぼされたとされる時代でもある。 ↓ ■英雄(半神)時代 青銅時代より遥かに立派な英雄達の時代だが、ギリシャを守る戦争で滅びてしまい、一部はクロノスの支配する海の彼方の「至福者の島」と呼ばれる楽園に移住させられたとされる。 ↓ ■鉄の時代 現在の人類の祖で、先行する四つの時代から比べると、何れの時代からも劣っているとされる(お定まりの原罪思想)。 ここに至り、ゼウスは神と人間の世界を完全に隔てる事を決意する。 この後の展開には幾つかの説があるが、ギリシャにも伝来した古代オリエントに共通するモチーフであり、後に聖書にも取り入れられた洪水神話に絡められて語られている場合が多い模様。 ゼウス「いい加減に人間の堕落が酷いので水に流して新しく人類作る」 尚、神々と人類が仲違いしたのは祭儀を巡り争いが起きた為とする説もある他、青銅と鉄の時代の間に英雄の時代が挟まれていたりと疑問も残る。 ……兎にも角にも、こうして神と人を分けるに当たり、ゼウスは次に人にどの恩恵を残すかを決める事にした。 ※この時点までは神と人の違いは死ぬか死なないか程度の違いしかなかったらしい。 そして、ここに介入したのがプロメテウスだったのである。 プロメ「そんな煩わしい仕事は最高神(笑)様がやるまでもありませんよ」 プロメテウスの目的はズバリ、人間に対して有利な条件を勝ち取る事。 それが純粋に人間の為を想っての行動だったのかどうかは意見が分かれ、単にゼウスに復讐したからだったとか、俺の方が優れてるぜアピールをする為だったとの説もある。 経緯には諸説があるが、初めにプロメテウスは牡牛を捕まえて来るとこれを屠殺、解体して二つの塊に分け、何れかをゼウスに選ぶ様に申し出た ※古代オリエントでは牡牛を犠牲にする神話が多く、ミトラス教等で語られた聖儀にも通じる話題なのかも知れない。 その結果により、それまでは共通する部分の多かった神と人の属性の“取り分”を決めようと云うのである。 ここで、プロメテウスはゼウスをペテンに掛けるべく工作をした。 先ず、美味い肉と内臓を取り分けると、それを胃袋(*1)に詰め込み醜い肉塊に見せかけ、次に脂肪で綺麗に骨をくるみ、美味そうな骨付き肉の山に見せかけた。 当然の様に実があるのは醜い肉塊に見える方であり、間抜けなゼウスはプロメテウスの目論見通りに「食べる所の殆どない脂肪と骨の塊」の方を選んだ。 プロメ「成し遂げたぜ」 ……かに見えたが、そこは流石の最高神。 ゼウスはプロメテウスの目論見を見透かした上で“腐る事の無い骨の方”を神の取り分と決めたのだった。 これにより神の不滅は保証されたが、人間は短い時間で老いて腐り果てる、か弱い存在と成り果てたのである。 ※普通に騙されたとする説もある。 プロメ「やらかしたぜ」 こうして、神から遠ざけられた人間の生活は原始的で退化した物に成り果てていった(※ペナルティーとしてゼウスに以前の文明を奪われたともされる)。 この窮状を見てプロメテウスは天界から「火」を盗み出し、人類に与える事を決意するのである。 「火」の出所に関しては最も知られているのはヘパイストスの炉から藺草(灯心草)に付けて地上に落としたと云う物だが、他にも太陽神の燃える車輪やゼウスの竈の火から盗んだとの説もある。 ※または大茴香の茎とされる場合もあり、こちらの神話では中に灯した火が消えないように茎をフリフリしながら人間の下に急いだと云う。プロメかわいいよプロメ。 これには流石にゼウスも激怒し、人間の不完全性を強めるべく男ばかりだったそれまでの人間達に最大の災いたる“女”を与える事を決意。 後に浮気で鳴らす「お前が言うな」と言いたくならないでもないが、ゼウスの浮気に関しては征服された地方の王族が権威付けの為に主神ゼウスと自分の家系や信仰していた氏神(地母神)の血縁関係を結ぶべく後付けさせていったパターンが殆どなので矛盾しているのも仕方が無い。 ゼウス「火の償いとして、私は人間どもに災いを遣る」 この、最高神の託宣にヘパイストスを初めとしたオリュンポスの神々はノリノリで参加。 ※“女”がバカにされているのに、何故か女神の方が積極的に仕事をしている。 ヘパイストスが土を水でこねて下地を作り、 ↓ アフロディーテが悩ましい肢体に形成し飽くなき欲望を込め、 ↓ ヘルメスが恥知らずで悪賢い気質を与え、 ↓ アテナが金冠と華麗な刺繍を施した銀白のドレスを与えて飾り付け…etc. ……こうして誕生したのが「全ての神々の贈り物」と云う名を持つ美しき“災い”パンドラであった。 しかも、ゼウスはこの“最初の女”を、ヘルメスに命じて人として暮らすプロメテウスの弟エピメテウスに届けさせた。 プロメテウスは常々、弟に「ゼウスからの贈り物」は受け取るなと忠告していたのだが、オリュンポスの神々が腕を振るって誕生させた女神譲りの美貌を持つパンドラにメロメロになったエピメテウスは彼女を考えもなしに妻に迎えてしまう。 エピ「ゼウスだけじゃなくて皆からの贈り物だし!」 ……と、エピメテウスが言ったかどうかは定かではないが、プロメテウスの策謀はこうして潰える事になった。 人間に災いが降りかかったのは明らかに余計な事をしまくった誰かさんの所為な気もするが……それはそれである。 プロメ「(・ω<)」 この後、ご存知の様にパンドラは飽くなき好奇心により「絶対に開けるなよ!(ダチョウクラン・アトモスフィア)」と言いつけられていた神々からの結婚祝いである大瓶を開けてしまい、中に封じ込められていた災いと云う災いを地上に解き放ってしまう。 更に、パンドラからは女も生まれる様になり、これ以降の人間は生殖して女の腹を借りなければ子孫を増やせなくなったのである(それ以前はピクミンみたいな増え方をしていたのかもしれない)。 【罰と解放】 ゼウスに大半の目論見は見透かされていたとは云え、天地に混乱を齎したプロメテウスにも罰が与えられる事になった。 捕らえられたプロメテウスはカウカソス山の岩盤に杭打たれ、己を貫く杭に舞い降りる大鷲(ゼウスの化身)に肝臓を食い荒らされる罰に付かされた。 自分が援助しようとした人間とは違い、神であるプロメテウスはそれでも死ねず、鷲の飛び去る夜の内には肉体が再生してしまう。 ……そして、朝になって飛来した鷲にまた肉体を貪られる……と云う責め苦を受け続ける事になったのである。 永遠に続くかと思われた責め苦だが、それから3万年の後に罰を与えた当人であるゼウスの血を引いた半神の英雄ヘラクレスによって、戒めは偶然にも解かれる事になる。 こうして、縛を解かれた後のプロメテウスの行方に関しては曖昧な部分が多いが、ヘラクレスを助けた功績を認められたのか、ゼウスとも和解して今度は本当に相談役として天界に戻ったともされる。 また、プロメテウスの責め苦に際し、ケンタウルスの賢者ケイロンが毒の苦しみから逃れる為に自らの不死を与えて救うとする神話が関連付けて語られる場合もあるが、後付け的な神話なのか時系列の何れにも組み込む事は難しい様である。 また、更なる余談となるが、高名な神なのにギリシャ大好きのローマ神話に取り入れられていない。 これはプロメテウス神話が「ローマ的価値観に合わなかった」からである。 追記修正は天界から「火」を盗み出してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 建て主乙。ケイローンの話は時系列的に難しいよな -- (2015-11-14 01 54 35) 肉と骨の選別は、もともと形が残る骨の方を神様へ供えたっていう信形態があったのを神話に組み入れたって説があるらしいね -- 名無しさん (2015-11-14 02 25 32) 名前は『先に考える者』という意味。プロローグとかのプロだね。弟のエピメテウスは『後に考える者』。エピローグとかのエピだね。 -- 名無しさん (2015-11-14 02 47 28) 黄金~鉄の時代のくだりといい女性の妊娠のくだりといい、今考えると相当SFチックにも思えるな(前者は全盛期の文明が崩壊して原始時代まで戻ってしまったことだし、後者は神々はクローニング技術で不老不死や子息を作った事の暗示だし) -- 名無しさん (2015-11-14 04 03 35) 火のエル(仮面ライダーアギト)の元ネタだよね。 こうして項目見てみると火のエルの設定は割と神話に忠実だったんだな… -- 名無しさん (2015-11-14 06 48 55) 聖書における蛇ポジ -- 名無しさん (2015-11-14 11 24 54) プロメテウスは人類の大恩人 -- 名無しさん (2015-11-14 19 57 27) 女は害悪でしかないのは古代からの真理なんだな。 -- 名無しさん (2015-11-14 20 27 57) パオフゥ -- 名無しさん (2015-11-14 21 51 11) その本質は「先に考えるもの」の名の通り先見の明を持つ賢明さとそれによる文明の発展なんだろうけど、火に関する逸話のせいですっかり火属性のイメージが定着してるよね -- 名無しさん (2015-11-14 22 31 43) ↑3 申し訳無いがホモの偏見を持ち出すのはNG -- 名無しさん (2015-11-15 09 38 08) 先見性と文明発展の象徴、と同時に制御できない力の象徴でもある。プロメテウスには何万年、何億年後の人間なら火も原子力も扱えるようになると踏んだのだろうか? -- (2015-11-16 11 47 25) ↑2 女が男を破滅させる、男にとって女は禍ってのは、ヘシオドスが神統記で直接的に書いてることだろうが。ホモの偏見とかアホか。 -- 名無しさん (2015-11-17 20 43 41) ↑ホモ扱いされてムキになる歴史家気取り兄貴オッスオッス! -- 名無しさん (2015-11-26 10 18 16) そういえば日本神話のガグツチも反逆者じゃないけど創造主に大ダメージを与えたよな… 創作物で火属性が主人公やライバルキャラのメイン能力になるのって(邪悪を払うとかカッコいいとかもあるけど)神話の反逆者達の影響もあったりするのかな? -- 名無しさん (2015-11-26 11 35 45) ↑神話学的には火と女は取り扱い注意の象徴らしい。 -- 名無しさん (2015-11-26 11 50 22) ↑3神統記の話をしたら歴史家気取りって、お前の世界はどうなってるんだよ…… -- 名無しさん (2015-11-30 04 01 49) ↑10 ↑5 天空神クロノス等のタイタン族、ゼウス等のオリュンポス十二神さえも地球の化身の女神ガイアに基づいていて、女は害悪だとか男を破滅させるとは言い切れない。パンドラは人類にとって必要なあらゆるものを授けた、という解釈は紀元前5世紀のアリストパネスから既に存在してるし。 -- 名無しさん (2016-10-24 23 40 03) ↑人を滅ばす危険のある火にしろ、争いの原因となる女にしろ、繁栄の礎となるものだしね。古代宗教から女を切り離したキリスト教が結局は女神信仰をマリアを代替にして取り込まなければいけなくなったように、不完全性が逆説的に完全を保証するのは世の真理。 -- 名無しさん (2016-10-25 00 02 46) ギリシャ神話で唯一まともな神様 -- 名無しさん (2017-01-02 22 07 26) ↑7 ヘシオドスは神統記で、ゼウスじゃなく女神ヘカテーが最高神だと書いているんだが。別の神統記の解釈だと、ヘカテーは天上・地上・冥府を支配する女神で、ゼウスが一番崇拝する女神だとか。ってか、一切すべての善悪にも生死にも影響するやたらヤバい女が登場するのがギリシャ神話や多神教だし。「女は害悪」とか「女が男を破滅させる」というのは、むしろ一神教的な要素。 -- 名無しさん (2017-02-15 20 47 13) ↑2ヘスティアのことも忘れないであげて…w 良くも悪くも人間に余計なことをやらかさない辺りプロメテウスよりまともかも知れん -- 名無しさん (2017-08-22 21 31 34) 何かこの記事だと、パンドラやプロメテウスの話が鉄の時代以降ってことになってるけど、違うよな。パンドラの子供が大洪水の生き残りで人類の祖だから、パンドラは青銅時代の人物だしプロメテウスの件も青銅時代。んでもってプロメテウスを助けたヘラクレスは英雄時代の人間 -- 名無しさん (2017-10-30 00 19 36) ↑2 ゼウスが人類滅亡させようとした時に異を唱えなかった時点でヘスティアも大概だぞ。しかし神統記や縛られたプロメテウスを見るにプロメテウスは心底人間に同情して行動してるんだがどうもこの記事ひねくれたものの見方してんな。 -- 名無しさん (2018-07-24 00 20 31) ただし、SCP財団のプロメテウス研究所は…… -- 名無しさん (2018-07-24 21 19 09) ちなみにヘラクレスに彼が助けられなかった場合、ゼウスがアキレウスの父親になり -- 名無しさん (2018-10-01 22 48 16) ↑ゼウスは滅ぼされる模様(テティスとかが忠告するパターンもあるけど)。 -- 名無しさん (2018-10-01 22 51 20) ギリシャ神話は男性優位を示すための宗教でもあったからな。 -- 名無しさん (2020-07-27 23 04 03) ↑ 女性が産む道具みたいなもんだからね... -- 名無しさん (2020-07-27 23 14 38) プロメテウスが鷲に食われる部位が肝臓なのは肝臓が再生しやすい部位であることは当時から既に知られていたためとかいう説を聞いた。 -- 名無しさん (2020-08-27 22 35 24) 神々(主にゼウス)にとっては色々しでかす厄介な神で、人間にとっては恩恵と劣化をもたらした複雑な立場の神さま。 -- 名無しさん (2021-11-17 21 40 44) 名前 コメント
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セイバー: ポルックス ペーレウス ヒッポリュテー ランサー: アステロパイオス パトロクロス メムノーン アーチャー: オデュッセウス ケイロン カドモス カミラ パンダロス テウクロス アムピアラオス スキュテス ライダー: ベレロフォン ペロプス アガメムノン イオラオス アバリス アサシン: アラクネー アウトリュコス バーサーカー: エキドナ ディオニュソス オレステス アンティオペー ミダス マイナス カリストー キャスター: パンドラ アイアコス ヒュギエイア アイオロス ダイダロス アリアドネー エクストラ:
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登録日: 2018/01/31 Wed 15 37 38 更新日:2024/03/18 Mon 21 12 34NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 ギリシャ神話界のダークホース アニヲタ悪魔シリーズ ギリシャ神話 タルタロス ヘカトンケイル モンスター 三兄弟 伝承 切り札 大巨人 実はいい人 実はイケメン 嵐神 巨人 怪力 怪物 投石 最強 最終兵器 海神 異形 破壊神 神話 裁定者 調停者 阿修羅 ヘカトンケイル(Hecatoncheir)(*1)とは、ギリシャ神話に登場する多頭多腕の巨人である。 その名は「百の手」を意味する。 この巨人はその名の通りに多数の手、そして頭を備え、その怪力で神々をもねじふせたという。 【概要】 ○血縁について ヘカトンケイルは原初神である大地の女神ガイアと彼女の子であり夫である天空神ウラヌスとの間の子である。 ガイアは自ら産み落としたウラヌスと交わり数多くの巨人たちを産み落とした。 最初に産んだのがクロノス、レアらティターン十二神。次に産んだのがサイクロプス族の三兄弟(*2)。 そして三番目に産みだしたのがヘカトンケイルの兄弟、 コットス(Kottos 強撃(*3))ブリアレオス(Briareōs 強大(*4))ギュゲス(Gyges 強腕(*5)) の三人であった。 なので彼らはティターン12神とサイクロプス三兄弟の、直接の弟らである。(*6) なおティターン族とサイクロプス族は数多く存在するが、ヘカトンケイルは彼ら三兄弟以外は神話に登場しない。 あと彼ら三兄弟は誰が兄か弟かははっきりしない。 多くの場合コットス・ブリアレオス・ギュゲスの順で表記されるが、 最も多くのエピソードを残すブリアレオスが長兄とされることもある。 ●ブリアレオス ヘカトンケイルの長兄とも次兄とも言われる巨人。 だがなぜか彼のみが、原初の海の女神タラッサ(*7)の子とされることもある。 名の意味は「強く大きな者」「力あふれる者」で、胆力にすぐれる三兄弟のなかでもひときわ豪胆であったという。 また彼はエーゲ海の嵐の神でもあり、人々からはアイガイオン(*8)、「エーゲ海の男」とも呼ばれた。 彼は海神ポセイドンの娘である大波の女神キュモポレイア(*9)を妻にした。 そして彼女との間に波の妖精である娘オイオリカ(*10)をもうけたとされる。 また母親は違うようだが、エトナ山の女神アイトナ(*11)もブリアレオスの娘だという説もある。 ●コットス 一般的にヘカトンケイル三兄弟の長兄とされる人物。 名の意味は「一撃・突撃」、あるいは「恨む者」「怒る者」。 非の打ち所がない人物と評されており、その評価にふさわしい精神性と雄弁さを持つ。 ゼウスが誰からも恐れられている彼ら三兄弟を解放し、多くの神々に向けて彼らの助力が必要であることをとうとうと説いたとき、 コットスはそれに堂々と応えて神々の意気を大いに高めてみせた。(後述) ●ギュゲス 三兄弟の末弟とされることが多い人物。名の意味は「(強い)手足を持つ者」「曲がりくねった者」、「大地」。 あまり描写は多くないが、「戦いに飽くことなき者」とされており、好戦的かつ勇猛な性格であったと思われる。 ○棲み処・役割について 彼らヘカトンケイルの三人は、基本的にはタルタロスにいるとされる。 生まれた直後に父であるウラノスに、そしてウラノス亡きあとも兄であるクロノスによって幽閉され虜囚となっていたのだ。 しかし彼らはゼウスによってタルタロスから解放され、ゼウスらに味方してクロノスらティターン神族と戦った。 そしてティターン族に勝利した後は逆に彼らを幽閉する立場となり、牢番として再びタルタロスにとどまることとなる。 ただ開放され勝利した後はタルタロスに閉じこもりっぱなしではなく、ゼウスがガイアに約束した通りちゃんと地上で暮らすようになった。 そして彼ら三人は海の神となったのだ。 ブリアレオスは前述の通りエーゲ海の神となり、コットスとギュゲスもオケアノス(*12)の上に館を作って住まうようになったという。(*13) 同時に彼らは自分を解放してくれたゼウスに忠実な部下として仕えた。 その後ブリアレオスがポセイドンの娘をめとり彼のもとに迎えられたことでオリュンポス十二神に連なる者となった。 そして地上で多くの神々と関わりあうなかで彼らの争いに割って入りそれをおさめて、神々の調停者として知られるようになるのである。 ○外見・能力について 彼らの外見上の特徴としては、まず果てしなく巨大であるということ。 巨人だから大きいのは当然だが普通の巨人よりもはるかに大きく、それこそ山ほどもある巨体である。 そして最大の特徴は冒頭で述べた通り、無数の手と頭を持つことである。 その数には諸説あるが、50の頭と100の腕を持つというのが一般的。 そして彼らにはその巨体に見合った怪力がある。 その力は山を根こそぎ引き抜いて投げてしまえるほど。 そして100本ある腕のいずれにもそれだけの力がある。 だから真正面からの取っ組み合いなどとてもできる相手ではない。 かといって遠くに離れてしまえば、巨岩や山までもを雨あられと投げつけてくる。 その力の前にはティターン12神やオリュンポス12神さえも手も足も出ない。 その奇怪な体と怪力から、ヘカトンケイルらは容貌は醜悪で知能は低く性格は野卑で凶暴と思われることが多い。 古来からの多くの創作物でもそのような扱いが多いが、彼らのけして多くないエピソードからは、これらをことごとくくつがえす人物像が見えてくる。 まず容姿についてだが、ウラノスが彼らを幽閉したのは一般的にはその醜さを嫌がり力を恐れたからだと広く伝わっている。 しかしヘシオドスの神統記には、ウラノスがヘカトンケイルらの肉体と精神そして外見に嫉妬したからだと明記されている。 さらにポセイドン、そしてその娘キュモポレイアがブリアレオスを受け入れたのは、彼の姿が美しかったからだという。 また性格については粗暴で傲慢かつ好戦的だとされているが、反面豪胆で勇猛果敢とも評されており さらに巨人たちの中ではかなり穏健なほうでもある。 怒ったり戦ったりするときは猛威を振るうが、少なくとも進んで神や人に襲いかかったという伝承はない。 また後述するエピソードから自分たちを開放したゼウスを信頼し心服していて、またゼウスからもかなり頼りにされていた様子。 かといってそれをかさに着て人を支配したり暴虐をはたらいたりといった記録もない。 そして彼らはけして無知でも低能でもなく、思慮深さとそれを他者にあまさず伝える雄弁さを兼ね備えている。 特にブリアレオスは地上に出るようになってから神々の争いを仲裁・調停する役割を果たしているほどである。 詳しくは後述するが、これなどは自分の裁定を強大な神々にさえ受け入れさせる実力はもちろん 双方の言い分をすりあわせる思慮深さと私心に走らぬ公正さ、 そして誰しもにそれを認めさせるための雄弁さと人望が無ければとても務まらない役目だろう。 そのほかにも、ゼウスを縛っていた無数の縄の結び目をたちまちほどいてしまったという伝承もある。意外と手先も器用だったのかもしれない。 あと50の頭に100の目を持ちタルタロスの牢番を務めたことから、百眼巨人アルゴス(*14)と同じように眠らないという能力もあったと思われる。 【神話】 この項目ではヘカトンケイルらの神話・伝承について解説する。 彼のエピソードには大地母神ガイアが深くかかわっているのでこちらの項目も参照してほしい。 ○誕生、そして幽閉 かつてこの宇宙にはただ虚空(カオス)だけがあった。 そしてそのカオスから大地(ガイア)が生じた。 ガイアは自分と同じ大きさを持つ息子天空(ウラヌス)を産み、彼と交わって多くの巨人を産み落とした。 その巨人たちがティターン、サイクロプス、そしてヘカトンケイルたちである。 しかし父であるウラヌスはサイクロプスとヘカトンケイルを嫌って、奈落(タルタロス)へと幽閉してしまう。 わが子を閉じこめられたガイアは嘆き悲しみ、彼らの兄であるクロノスに父を倒して弟たちを開放せよと命じる。 ガイアから鎌を受け取ったクロノスはウラヌスを討ち取り神々の王となる。 しかし彼もまた弟たちであるサイクロプスとヘカトンケイルらを、その力を恐れてかタルタロスから解放しなかった。 ガイアはこれを恨み、今度はクロノスの子であるゼウスに子供らの解放を命ずるのである。 ○ティタノマキアでの活躍 ガイアは約定をたがえ弟たちを解放しなかったクロノスに「お前もいつか子によって王位を終われるのだ」という予言を行った。 これを恐れたクロノスは、レアとの間の子を次々に呑みこんでいく。 ひとりそれを免れたゼウスはガイアの手引きによって、タルタロスからサイクロプスとヘカトンケイルを解放する。 しかしゼウスの配下である神々は、彼らのことを恐れ警戒していた。 ゼウスは宴を開いて、彼ら神々とヘカトンケイルらとを神の食べ物と飲み物(*15)でもてなす。 彼らが楽しみ打ち解けあったところでゼウスは、神々に向けてはヘカトンケイルたちの力がこの戦いの勝利に必要なのだと、 ヘカトンケイルらに向けては解放の代償として自分たちに従い助力せよと、とうとうと説いた。 それを受けて三兄弟の長兄であるコットスが一歩前に進み出て応えた。 「これはしたり、我らとてしかとわきまえております。 暗闇から解き放ってくださった御恩を、それにあなたが抜きんでた深き思慮と果断さによって神々を守っている御方であることも」 「我ら三兄弟、不撓(ふとう)の決意と逸(はや)る心でもってあなたの力となりましょう。いまこそ、ティターンどもと雌雄を決するときです」 この堂々たる決意の言葉を聞いた神々は口々に彼らをほめたたえ奮い立ち、ティターンとの戦いへの決意を新たにした。 ゼウスはクロノスの腹から兄弟たちを救い出し、彼らとともにクロノスたちティターン族に挑む。 ここに宇宙の覇権を争う戦い、ティタノマキアが開戦した。 サイクロプスらが強力な武器を作り出して支援する一方、ヘカトンケイルたちは自らティターン族に攻撃を加える。 彼ら三兄弟は100の手を振るいひといきで300もの巨岩・・・ というよりも岩山を絶え間なく投げつけた。 サイクロプスに 姿隠しの兜 を贈られたハデスの奇襲によってかつてウラヌスを倒した必殺の神器である 金剛の鎌 を失っていた事も有り、これにはクロノスも手の打ちようがなく、あっというまに軍勢ごと岩の下敷きにされてしまった。 こうしてゼウスらの勝利に貢献したサイクロプス・ヘカトンケイルらは約束通りタルタロスから解放された。 ヘカトンケイル三兄弟はタルタロスの牢番という役割を与えられ、地上に居を構えることを許されたのである。 ○神々の調停者としての活躍 タルタロスから解放されたヘカトンケイルたちは、地上の海に住まいを作った。 彼らは自分たちを救ってくれた恩を忘れることなく、ゼウスの忠実な腹心となったのだ。 母ガイアの手引きによってゼウスと手を組んだ彼らだったが、 後にガイアとゼウスの全面戦争であるギガントマキアが勃発した際には ガイアに与することなくタルタロスにとどまっている。 (まったく参戦しなかったので、ゼウス側にも積極的には協力していないのだが) ティタノマキアに勝利したゼウスはティターンを地上から一掃し妹のヘラを妻にして、すべての神の長となった。 しかし女癖の悪さからヘラの怒りをかい、さらに弟や子供らにも高慢な態度をとったせいでうとまれるようになってしまう。 そしてついにヘラとポセイドン、そして子のアポロンやアテナまでもが共謀し、ゼウスを縛りあげて拘束してしまった。 彼ら神々は身動きの取れないゼウスを後目に彼の後継者を決めるべく話し合いを始める。 この内乱を収めるべく英雄アキレウスの母である海の女神テティスがゼウス救出をはかる。 彼女はゼウスの腹心で自身も親しくしていたブリアレオスを呼び寄せてゼウスの監禁場所に潜入。 ブリアレオスはゼウスを縛っていた縄の100の結び目を、その100の手を使ってあっというまにほどいてしまった。 自由になったゼウスは、ブリアレオスを引き連れて兄弟らの前に姿を現す。 ゼウスのかたわらで傲然と構える百手巨人(ヘカトンケイル)を前にして、さしもの神々も手も足も出せなくなった。 ゼウスはヘラを鎖で縛り詫びをいれるまで天上から吊るし、アポロンとポセイドンにはトロイアの城壁を建設するよう命じたのである。 ・・・ひどい仕打ちと言えばそうだが、ウラノスやクロノス、そしてゼウス本人が親子兄弟にしてきたことよりは大分ぬるい。 愛娘アテナはおとがめなしだったところから見ても、さすがにゼウスも自らの過ちに思いいたったのだろう。 結局ゼウスの女癖はあらたまらなかったのだが この内乱というか家族ゲンカの仲裁に大きく関わったブリアレオスは、和解のあかしとしてかポセイドンに迎えられ彼の娘をめとった。 こうして彼らはオリュンポス12神の末席に連なる者となり、栄光ある神々のひとりとして認められたのである。 その後ポセイドンがコリント(*16)の領有をめぐって太陽神ヘリオスと争ったときにも、調停者としてブリアレオスが出向いている。 そして彼は、コリントの中心である神殿が建つ丘(*17)とその周辺をヘリオスの、 コリントス地峡(*18)とその沿岸部をポセイドンのものとするという裁定を下した。 この裁定をポセイドンもヘリオスもともに受け入れ、争いは決着したのである。 神々の戦いで大きな役割を果たし、その後も大任を務め上げているヘカトンケイルらは、すべての神々から一目置かれる存在であったのだろう。 【解説】 ○起源について 海に住まい絶え間なく岩を投げ続ける彼らは「嵐」「波」を神格化したものだという説が一般的。 嵐とともに押し寄せる大波はそれこそ岩も街もなにもかも押し流し、人々に恐れられたのだろう。 さらに彼の起源については興味深い説がある。 彼らはサイクロプスとともに印欧語族の太陽神であったというものだ。 一つ目のサイクロプスは太陽の象徴であり、四方に手を伸ばし顔を向けるヘカトンケイルは世界をくまなくてらす陽光の象徴なのだという。 これはおそらく、 『ヘカトンケイルはアスラ神と同一の起源を持つ』 ということでもあるのだろう。 太陽の象徴である多頭多腕の存在と言えばまさしくアスラ神そのものである。 またヘカトンケイルが海と嵐の神であるというところも、須弥山から追われ海の神となった仏教の阿修羅や、 アスラ神のひとりとされる暴風の神ルドラらと共通する。 印欧語族たちの神はギリシャでヘカトンケイルとなり、アーリヤ人とともにインドに渡ってアスラ神となったのかもしれない。 いずれにせよヘカトンケイルは古代ギリシャ神話において、異形異質ではあってもけして邪悪な存在ではなかった。 彼らの正体がなんにせよ、恐らくはギリシャの人々と良好な関係を築けていたのだろう。 神をもねじふせる力を持つ彼らだが、神や人をすすんで襲うことはなかった。 兄らのように、世界を我がものとせんという野心も無かった。 そして地上に居を構え妻をめとり誉れある立場を得たあとは、神話の表舞台に立つことも無くなった。 彼らにはありふれた自由と小さな幸せ、それにささやかな誇りさえあれば、それでよかったのかもしれない。 ○創作文化におけるヘカトンケイル 絶大な力を持つヘカトンケイルだが、創作文化の題材としてはあまりメジャーなほうではない。 同じ巨人であるティターンやサイクロプス・ギガースらとの間だけでなく、ギリシャ神話に登場する存在全体の中でも扱いは小さいほうである。 ティターンやサイクロプスがティタノマキア後も子孫を残し大きな勢力になったのに比べ、 最初に産まれた三兄弟しか存在しないヘカトンケイルは神話における記述がかなり少ない。 後の時代の神や英雄とからむこともあまりなく、また絵や彫刻などで描写しづらいという理由もあってか 他の神や巨人や魔物らに至るまでがことごとくメジャーな存在になっていったギリシャ神話の中ではやや異質である。 それでもけして多くないその出演作においては、ほぼ例外なく強烈な存在感を放っている。 見た目のインパクトに加え神々をも震え上がらせるその実力からくる存在感は原典たる神話と同様に、 単純に戦力ということにとどまらずストーリー全体の展開における「切り札」としての役割を十二分にはたしてくれるのだ。 なので本人役として出るにしろそこから名を取って登場するにしろ、他のキャラクターとは一線を画した存在となることが多い。 味方であればもちろん頼もしい存在であり、敵であればザコ敵ということはほとんど無い。 またその強さから兵器・武器・技の名前として採用されたり、 百手という要素から発展し軍勢・勢力といった複数のものを指す名称、 100本の腕を力強く精密に動かす様から複雑なシステムへの名として用いられることがある。 ◆キャラクターの名前 アップルシード 主人公格のひとりである戦闘サイボーグに「ブリアレオス・ヘカトンケイレス」が登場する。 ニンジャスレイヤー ザイバツ・シャドーギルドの構成員として、ブリアレウス、コットゥス、ガイギスの名を持つニンジャが登場。 神話のヘカトンケイル同様に3兄弟であり、容姿も兄弟らしく似通っているという。 彼らが「ヘカトン・ジツ」により合体する事で、蜘蛛めいた六つの目、六本の腕を持つ強大なニンジャ「ヘカトンケイル」となる。 合体前後で完全な別人として扱われており、三人個別の状態ではアデプト(一般構成員)なのに対してヘカトンケイルはマスター(下級幹部)と位階すら変化している。 女神転生シリーズ 真・女神転生Ⅱ以降より「邪鬼」としてヘカトンケイルが登場。 全悪魔中トップクラスの力を持ち、全体攻撃の通常攻撃や大威力の突撃技など熾烈きわまる物理攻撃を放つ。 基本的にはおぞましい姿の巨人として描かれるが、少年向けの『デビルチルドレン』シリーズではムキムキの体操選手のようなコミカルな容姿になっている。 世界樹の迷宮Ⅱ 人造巨人ヘカトンケイル。裏ボスを務める、個別項目参照。 ファイナルファンタジーシリーズ FF13ではヴァニラの召喚獣として登場する、無数の手(マニピュレータ)を持つ魔導機械ヘカトンケイル。 この無数の手はドライビングモード時にひとかたまりにあつまり変形してガトリング砲になる。 ちなみにFF3でも暗黒の洞窟のボスとして登場する。 こちらは剣とマントを装備した巨人の姿(通常モンスターの使いまわし)をしており、手は普通に2本しかない。物理攻撃力だけは異常に高いが。 終わりのクロニクル ギリシャ神話世界(ギア)である3rd-Gで制作された自動人形にヘカトンケイルシリーズがある。 重力制御能力を持つ戦闘型自動人形でギュエス・アイガイオン・コットスの三体のみ存在する。 ◆キャラクター以外の名称 アップルシード 前述ののサイボーグ・ブリアレオスに使用されている「ヘカトンケイルシステム」。 情報処理システムの名称である。 テニスの王子様 登場人物のひとり不二周助のテクニック「百腕巨人(ヘカトンケイル)の門番」。 彼の多用する「返し球」シリーズの一つで、ラケットの両面を使う事でボールに二乗の超回転を与え、 これにより 相手の打球はネットを越えられなくなる という、相変わらず超技術なテクニック。 ドラクエⅩ 斧「ヘカトンケイル」。外見は斧というよりグレイブに近い。 「全ての攻撃ダメージ+3%」という強力な追加効果を持ち、斧としての使い勝手は上位に位置する。 エースコンバット6 エストバキア軍空中艦隊を構成する巨大航空機に「アイガイオン」「コットス」「ギュゲス(英語音声の発音は「ガイゲス」に近い)」が登場する。 外見はいずれも違いはあるが、一言で言えば「巨大な空飛ぶマンタ」。 シリーズ伝統の「序盤に於ける大きな脅威として立ちはだかる敵軍の超兵器」である。 アイガイオンは全長433m・全幅963m・全高102mという超巨大空中管制機。 多数の航空機を離発着させる能力を持つ空中空母、そして特殊な弾道ミサイル「ニンバス」の発射プラットフォームでもある。 コットス・ギュゲスはアイガイオンより一回り小さな(と言っても500m近い全長に200m超の全幅という巨体である)アイガイオンの支援機で、 コットスは強力な電子戦装備を持つ電子支援機、ギュゲスは巨体に反して高い運動性と多数の対空火器を備えた火力支援機である。 GOD EATER2 デミウルゴスの素材から作れるブーストハンマーに「ヘカトンケイル」「エーゲオン」「ブレアリオース」が存在する。 ヘカトンケイルはコンボマスターとスタミナ回復量増加というブーストハンマーと好相性のスキルと氷属性を持つ。 エーゲオン・ブレアリオースはトリガーハッピーと銃攻撃力上昇というガンナー向けの優秀なスキル構成となる。 ガルフォース 1980年代に人気を得たSFメディアミックスシリーズ。 第2部「地球章」に異星人のオーバーテクノロジーを得て建造された地球人製の100m級プラズマ砲艦が登場し、「ヘカトンケイル」の名が付けられている。 艦首プラズマ発生機で生成されたプラズマを100枚の反射板で収束・照射するシステムを、100本腕の石つぶてに例えたネーミングなのだ。 追記・編集は家族を仲直りさせてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 手がたくさんある太陽神といえばエジプトのアテン神も居るな(顔は1つもないけど)。太陽には文化圏を超越してそう思わせる性質があるのかもしれない。 -- 名無しさん (2018-01-31 15 48 30) メガテンで遭遇して殺された思い出 -- 名無しさん (2018-01-31 16 37 01) ギリシャ神話には珍しい人格者である ここにちらっと出てるだけでもアレなゼウス一家にも見習って欲しい -- 名無しさん (2018-01-31 23 39 22) こんなにカッコいいのに知名度低いのはちょっと悲しいな -- 名無しさん (2018-02-01 07 31 26) 名前は知ってるが、存在は知らなかった時代もあったなぁ。原因は不二先輩だけど! -- 名無しさん (2018-02-01 08 43 00) ただの怪物だと思ってましたごめんなさい。格好いい神だったのね -- 名無しさん (2018-02-01 14 51 02) ↑そう言ってもらえると作ったかいがあります。ヘカトンケイルの活躍についてはだいたいティタノマキアどまりの記述が多く、中にはタルタロスの牢番をおおせつかったことを「実質的な再度の幽閉」なんて書いた本もありますから。 実際にはしっかり地上で活躍しているのに・・・ -- ページ作成者 (2018-02-01 20 48 39) 本当の意味で強い人は力を振るわずとも存在感とオーラで場を支配できるとか。穏やかで優しい神様だね、ゼウスよりも完璧超人してる -- 名無しさん (2018-02-01 21 09 30) ↑ギリシャ神話は、シャレにならない強さを持った神は基本扱いがいいので・・・ 死をつかさどる冥王ハデスや絶大な信仰を集めていたヘカテーなんかのように。 ヘカトンケイルが嵐と波の神だったからにしろ、アスラと同じ流れをくむ神だったからにしろ、はんぱじゃない強さの神だったことは確かなんだろうと思います。 -- ページ作成者 (2018-02-02 18 03 53) ティタノマキア以降のエピソードも結構あったんだね…知らなかった -- 名無しさん (2018-02-02 21 43 50) ヘカトンケイルって神様の名前だったのか・・・やっぱりニンジャスレイヤーの強敵は神が名前の元ネタのことが多いんだな -- 名無しさん (2018-02-08 00 46 39) 『終わりのクロニクル』のギリシャ神話のモチーフとなった異世界「3rd-G」(の生き残り達)にもヘカトンケイルモチーフのキャラクターがいたな。三体とも戦闘用自動人形(アンドロイド)で、重力制御(自動人形の持つ様々な物体を遠隔操作する能力)を活かしてモチーフ元のヘカトンケイルのように重力操作により物体を撃ち出したり、多数の剣を同時に遠隔操作して戦ったり、自動人形特有の高速演算処理能力を持っていたりする面々だった。……「数多の手(を持つかのような力で)武器を操って戦う」、「戦いとなれば勇猛だが、自ら積極的に他者に危害を加えることはない」、「理性的」、こうやって見ると意外とモチーフ元の描写に忠実だったんだな。 -- 名無しさん (2018-02-28 08 35 41) 腕が多い神様に弱い奴はいない! たぶん -- 名無しさん (2018-03-14 18 53 18) ギリシア神話だと非人間型の種族はディスられやすいんだっけ? -- 名無しさん (2018-03-14 19 38 19) 「だってキモいじゃん。俺は悪くねぇ!」 -- ウラヌス (2018-06-22 09 25 21) ガンパレオーケストラで、ラストバトルに出てくる雲状超大型幻獣 -- 名無しさん (2018-06-29 08 34 35) ベヨネッタに召喚されてバレーボールしてたよね。 -- 名無しさん (2019-10-26 08 11 49) 唯一にして最大の欠点「書きづらい」 -- 名無しさん (2019-12-21 15 22 04) ↑5ケイローン先生とか例外はあるけど基本的に扱いは今一つだな -- 名無しさん (2020-12-24 10 56 08) ↑ディスられた連中が人外にされたってほうが多分正確だと思う -- 名無しさん (2020-12-24 13 20 56) 描写によっては美しき神々でさえ嫉妬してしまう整った容姿をしてるのが面白い。 -- 名無しさん (2023-06-28 20 27 30) 名前 コメント
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登録日:2015/12/06 Sun 10 26 46 更新日:2023/05/06 Sat 18 46 08NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 アッー! アニヲタ神様シリーズ アポロン イケメン オリュンポス十二神 ギリシャ神話 両刀 予言 太陽神 疫病神 私にとって彼はアポロンでした 竪琴 ■アポロン 「アポロン」はギリシャ神話に登場する神。 竪琴を携え、音楽、予言、医学の神として描かれることが多い。 ローマ神話では太陽神アポロと呼ばれ主神格として祀られた。 象徴として月桂冠を頂くが、神話では特に有名なダフネとの悲恋が元になっているとされる。 実は日本神話の「スサノオノミコト」と要素が似ているらしい。 オリュンポス十二神の一柱で、「ゼウス」と「レト」の息子。 月と狩りの女神「アルテミス」とは双子である事は間違いないが、神話によって兄か弟かが分かれる。 現在では太陽神として語られる事が多いが、元々の神話上では太陽神としての属性を見出せる様なエピソードは殆ど見られない。 ローマ人「私にとって彼こそが太陽神でした」 ヘリオス「(゜.゜)え!?」 (※数少ない太陽神エピソードは全て、元々ヘリオスの物である) ……とにかく美しさを讃えられるイケメン神だが、恋愛関連では常にトラブルを抱えている上にあんまりモテない。 てか、割とクズい。 関係を持った相手へのフォローも悪い。 ついでに両刀でもある。 あと、シスコンかつマザコン。 これが後に死と病魔を齎す神→同時に真逆の属性である医術の神としての属性にも繋がった。 人の死すら癒す医術の神として名高いアスクレピオスがアポロンの息子とされたのはそうした経緯からだと云う。 信仰上でも予言の神としてテッサリアのデルポイ密議の主神として崇められると共に、地上に病魔を撒き散らしたとされるエピソードまである。 こうしたアポロンの暗い側面は「太陽神の暗黒面」として、後にユダヤ/キリスト教世界の神秘学で語られた冥府の門の守護者たる大悪魔アバドンと結びつけられ、アバドンをアポロンの暗い仮面とまで呼んだと云う。 【出自】 元来は母神とされるレトに付属して来て共に信仰が伝播した古代オリエントの植物神の系譜=豊穣の女神の配偶者(ドゥムジ、タンムズ、オシリス)に連なる男性神だと見られている。 ギリシャ神話には同じ系譜に属する存在として、アフロディテとペルセポネが取り合った美少年アドニスの神話もある。 ……どうやら、イケメンと不幸が共通項らしい。 母神のレトがゼウスの制裁、もとい正妻のヘラの介入から出産場所に苦労していたのを皮切りに生まれる前から不幸な星の下に居る。 尚、レトはヘラの他にもガイアの神託を預かる予言の神でもあった蛇神ピュートーンにも追われているが、これは「自分はレトが生む子供に将来殺される」との予言をガイアから受けた為。 その“子供”とは他ならぬアポロンの事である為、生まれる以前から家族を己の運命に巻き込んでいるとも言える。 このピュートーンや巨人ティテュオスらの追跡からレトを助けたのはゼウスやポセイドンだとされる。 生まれるまでの経緯には諸説あり、先に生まれたアルテミスがアポロンの出産を助けたとする神話もある。 後に、長じたアポロンはこの時の復讐……かどうかは定かでは無いがピュートーンの守るデルポイに赴きこれを射殺。 自らが主宰神として、ガイアに変わりゼウスの神託の地としたと云う。 デルポイには世界の臍(オンパロス)と呼ばれる石塊があり、ここから吹き出る蒸気(ガス)がガイアの息吹と捉えられていたのである。 アポロン「新興宗教ゼウス教!僕の宗教に入れよ何とかしてくれるぜ!」 デルポイ密議ではピュティアと呼ばれる巫女達が薬物的なナニカや天然ガスを用いたトランス状態の中でニューロンに走るシナプスの見せるソーマトリコールをコトダマイメージとして伝えたと云う……コワイ!! また、元々アポロンとピュートーンは同地にて関係の深かった神性同士であり、ギリシャ神話として統合される中でアポロン信仰として結集したのがこの様な神話になったとも考えられている(アポロン神話はかなりの数が同地に集中している)。 【反乱】 アポロンは何度かゼウスに反乱を起こしている。 最も知られているのは息子のアスクレピオスを殺された時の反乱である。 アテナから与えられたメドゥサの血を使って死者を勝手に生き返らせる上に、ハデスが叱責をしても聞く耳を持たないアスクレピオスと彼に依頼を持ち込むアルテミスに終にハデスは堪忍袋の緒を切らしてしまい、ハデスの突き上げを喰らったゼウスは雷霆でアスクレピオスを射殺してしまった。 善意で人助けをしていた息子が殺された事に激怒したアポロンだが、普通に立ち向かってもゼウスやハデスには勝ち目がない。 (`・ω・´)「よし、ティタノマキアの時に伯父貴がやったみたいに親父の武器を奪えば良い!」 こう考えたアポロンは雷霆の製造所を襲撃して、働いていたキュクロプス達を殺してしまう。 (`^ω^)b「これで親父は無力化!息子の仇を討てる!!」 ディケーJ(#ꐦ°᷄д°᷅)し「何をやっとるんじゃ、この愚弟が!!」 普段は地上に常駐しているのでオリュンポス十二神に数えられていないが、正規の神罰の執行担当者であるディケー、別名:星乙女アストライアーと彼女の神器 正義の剣 正義の天秤 をアポロンは完全に失念していたのである。 怒ると直ぐに雷霆を放つので、雷霆を封じればゼウスを無力化出来ると踏んだアポロンだったが、雷霆は本来はディケーの召喚が間に合わないときやディケーとその母テミスを説得出来ない時の非常手段で、正規の神罰の執行手段はあくまで 正義の剣 だったのだ。 雷霆の製造所の襲撃という重罪を犯したアポロンに正規の神罰執行手段が機能しない訳が無く、「一年間のオリュンポス追放」「人間の牧場での労働」と言う処罰を下されてしまった。 因みに、雷霆の製造所はヘパイストスの手によって復旧されたようである。 【再度の反乱】 ディケー 「この馬鹿も息子を殺されて頭に血が上ったので情状の余地が・・・」 ヘパイストス「何とか雷霆製造所も復旧しましたので・・・」 イタタ…(´;д;θ)ゞ ゼウス最大の武器雷霆を封じたものの、正式な神罰の執行手段である 正義の剣 で処罰され、折角破壊した雷霆の製造所もヘパイストスに復旧されてしまって怒り心頭のアポロン君。 親父様よりは格段に穏健で良識的なお姉さまのお仕置きと事件の後始末を引き受けてくれたお兄さまのお陰で、下手をするとタルタロス送りにされても仕方が無かったところを1年の職務停止と懲役で済んだのは幸運としか言い様が無いが、この程度で懲りない!! 先ずは知恵の女神であるアテナを仲間に引き入れ、厄介なディケー姉とヘパイストス兄に干渉させない作戦を考え・・・ アテナ(`^ω^)b「父上の最大の被害者を仲間に引き入れましょう!!」 なんと、ゼウスの王妃であるヘラ様を仲間に引き入れてしまったのだ!! 序に、散々ゼウスの不始末の尻拭い(息子嫁の浮気、孫の蘇生、浮気相手の出産場所確保)をさせられたにも拘らず、あんまり感謝されていない事に不満なポセイドンも丸め込み、4対1に!! 散々、夫の不倫で面子を潰されているヘラ様が相手なら 正義の天秤 はゼウス側に傾かないし、両親の夫婦喧嘩に巻き込まれて片脚を砕かれたヘパイストスも関わろうとしない筈!!そして、ヘラ様とポセイドンのパワーはゼウスに近い!! 同格に近い2人を含む4人に一斉に襲い掛かられ、さしものゼウスもぐるぐる巻きに。 反乱大成功!! ディケー 「あらあら、正義の天秤がお父様に傾かないわね。」 ヘパイストス「あの二人の夫婦喧嘩に巻き込まれると、俺みたいに脚砕かれんぞ。」 しかし、「誰がリーダーシップを執るか」で4人が大紛糾!! 会議は踊る状態で神々の仕事が回らなくなったので、ヘパイストスの恩人である海の女神テティスとティタノマキアでタルタロスから解放され、エーゲ海の屋敷でバカンスを楽しむヘカトンケイレス兄弟の長兄ブリアレオスがリーダー決めに熱中する4人の隙を突いてゼウスの結び目を解いて救出に成功してしまう。 此れで戦力は4対3、しかもなんだかんだ言って神々の中でも総合力1位のゼウスとティタノマキアで決戦戦力として活躍したブリアレオスが連携した時の凄さをヘラ様とポセイドンは熟知している!! 更に、リーダー決めに熱中していた間、指令系統が混乱して仕事が碌に回らなくなった他の神々の冷たい視線も加わっている!! 結局、仲間割れを起こした4人は再結成されたティタノマキアの黄金タッグに敗北し、ヘラ様は天から吊り下げられるお仕置きを受け、アポロンとポセイドンはトロイアの城壁作りの懲役刑に!! 何故か、この一件の後でポセイドンとブリアレオスは意気投合してしまい、和解と友好の証としてポセイドンの娘キュモポレイアがブリアレオスの下に嫁入りした。 【アポロンの恋愛譚】 とにかく悲恋と云うか、女性や美少年を不幸な目に遭わせるエピソードが多い。 ■ダフネ編 ある日、ピュートーンを仕留めて調子に乗っていたアポロンは帰途の途中に見かけた愛欲の神エロス(おっさん)の持つ弓を「小っさ(意味深)」と嘲った。 エロス「ダッコラー!?」 男のプライドを傷つけられたエロスはアポロンに愛欲を掻き立てる金の矢を、偶々近くに居た川の神ペネイオスの娘ダフネに相手を拒絶する鉛の矢を打ち込んだ。 アポロン「我がリアルな嫁ェ……貴女と“ピー”直結!!ロバの様に激しく前後!!!」 ダフネ「アイエエエエエエエ!?」 如何に天地に名だたるイケメン神でも獣欲を剥き出しに違法行為を迫るアポロンにダフネは恐怖して逃げる!……多分シラフでも逃げる! アポロン「激しく前後!フィーヒヒ!!」 逃げたダフネだが疲れてしまい、遂にアポロンに抱きすくめられようかと云う……刹那! ダフネ「私は清らかな体でいたいの。どんな姿でも構わないので助けて!」 娘の窮地にペネイオスは応え、彼女を月桂樹(ダフネ)へと変えた。 アポロン「フィー……ヒ…ヒ?」 愛する人の変わり果てた姿を目の当たりにしてアポロンは悲しみに暮れて涙を流した。 そして、愛する人が姿を変えた月桂樹を自分の聖樹とし、永遠の愛の証として月桂冠を頭に頂く様になったと云う……欺瞞!! ※糞真面目な人や理性的で偉ぶった人も愛欲には負ける事もあると云う教訓とも言われる。 ■コロニス編 テッサリアのホットな王女コロニスとネンゴロになったものの忙しいアポロンは伝令役に鴉を立てて寂しい日々を過ごしていた。 しかし、余りの退屈さから鴉は「コロニスが男を連れ込んでいる」とアポロンに嘘を吐いた。 アポロン「あのアマ、ナメッコラー!?」 かくして、嫉妬者のエントリーだ! コロニス「アイエエエエエエエエエ!?」 アポロン「おヌシを殺す」 コロニス「ナンデ!?」 アポロン「おヌシが浮気したからだ…イヤーッ!」 コロニス「ンアーッ!」 嫉妬に駆られたアポロンはコロニスの胸に無慈悲な矢を射て彼女を殺してしまった。 コロニスは間際にアポロンとの子を身ごもっていた事を告げたが、それは真実であった。 愛する人の変わり果てた姿を目の当たりにしてアポロンは悲しみに暮れて涙を流した。 そして、愛する人が姿を変えた遺体から自分の子であるアスクレピオスを取り出しケンタウロスの賢者ケイロンに預けると、永遠の愛の証として祝福を授けたと云う……欺瞞!! ※アポロンの才とケイロンの業を引き継いだアスクレピオスは死すら超越した医術を身に付け人々を助けたが、死者が冥府に来ない事の異常を兄に訴えたハデスの願いを聞き入れたゼウスの雷に打たれアスクレピオスは人としては死んでしまう事になる。 このアスクレピオスを天に上げたのが蛇遣い座で、彼は医術の神として信仰される事になったと云う。 また、この一件により嘘を吐いた鴉は白い体から黒い体になり永遠にコロニスの喪に服す呪いを掛けられたと云う(※自分の沸点の低さと裏付け能力の無さは棚上げである)。 序でに、この鴉が星座になったのがカラス座である。 異説として鴉が一切登場しない話も存在する。 アポロンの子を宿したコロニスは、アルカディアからやってきた男イスキュスと交わり、父親に隠れて結婚した。 そのことを知ったアポロンは兄or弟のアポロンを侮辱されて完全に頭にきていたアルテミスを彼女の元に送り込んだ。アルテミスはコロニスを周りの住人ごと射殺したという。 ※一応アルテミスの貞操の女神としての性格や女性に突然死を与える神としての姿を表していると言われている神話だが怖すぎである。 ■カサンドラ編 トロイアの王女カサンドラを見初めたアポロンは「自分の愛を受け入れれば未来を見通す力をあ・げ・る」と口説いた。 カサンドラはイケメンの申し出ともあり承諾するが、視えたのはアポロンにヤリ捨てされる自分であった。 カサンドラ「アイエエエエエエエエエ!?」 当然の様にカサンドラはアポロンを拒絶! 後払いにしとけば良かったと後悔しつつも理によって力を取り戻せないアポロンは策を講じ“カサンドラの予言を誰も信じない”呪いをかけてしまった。 ……後に、トロイア戦争を前にトロイアの悲劇的な未来を予言したカサンドラだが、その声は虚しく響くばかり。 彼女は予言の力により有名なトロイの木馬の真実も見抜いてたとされるが、誰にも声の届かない彼女は国の滅亡を見つめる事しか出来なかったと云う。 ※双子のヘレノスと共にアポロンの神殿を訪れ、蛇に耳を舐められたことで予言の力を得たとする話もある。が、結局予言を信じてもらえないのは同じ。共に予言の力を得たヘレノスは生き延びることができたがカサンドラは色々あって死んだ。カサンドラが何したっていうんだよ ■ヒュアキントス編 絶世の美少年ヒュアキントスにウホッとなったアポロンは彼を囲い、何処へ行くにも彼を連れ歩いた(意味深)。 西風のゼピュロスも美少年に想い(意味深)を寄せていたがヒュアキントスはゼピュロスにはつれなかった。 ある日、アポロンとヒュアキントスが円盤投げに興じているのを見たゼピュロスは嫉妬に駆られ、アポロンが投げた円盤の方向を変えてヒュアキントスに当ててしまった。 ヒュアキントス「アバーッ!」 アポロンは懸命に医術の技を振るうが間に合わず、ヒュアキントスはそのまま死んでしまった。 そして、美少年の額から流れ落ちた血は美しい花を咲かせ、彼の名を取りヒヤシンスと呼ばれるようになったと云う(異説もあり)。 ■レウコトエー編 アポロンはペルシャの王女レウコトエーを見初め恋仲となった。 しかし、当時のネンゴロであったニンフのクリュティエーはこれを見過ごせず、ペルシャ王オルカモスに娘が男と密通前後している旨を告げ、父王の手で彼女を裁かせた。 オルカモス「色を知る年齢か!!」 哀れレウコトエーは生き埋めにされてしまい、アポロンが掘り出した時には既に息絶えていた。 アポロンはレウコトエーの死体に神々の飲み物ネクタル(ピーチ味)を降り注ぎ、彼女の姿を乳香の木に変えたと云う。 ……一方、クリュティエーは、アポロンからもはや振り向いてはもらえず太陽を見ながら悲しむばかり、泣き暮らすうちに死んでしまった彼女は死してヘリオトロープ(若しくはヒマワリ)となり、その花はいつも愛しい人(太陽)の方を向いているのである。 ※ただし、この神話は元々はヘリオスの物だったのがアポロンに名前が変わっただけの模様。 ■キュレネ編 アポロンに愛された女性にしては非常に珍しいハッピーエンド(?)を迎えた女性がキュレネである。 彼女は女の身でありながら狩りを好み、近所をウロつく猛獣を撃退しては父親の家畜を守っていたという。 ある日、彼女は狩りに出かけた山でライオンと格闘戦を敢行。これを素手で打ち取った。 アポロン「ふーん...おもしれー女...」 キュレネに一目惚れしたアポロンはすぐさま賢者ケイロンの元へ相談に向かうと自分が彼女に告白してもいいものか尋ねた。 ケイロン「どうして予言の神なのに私に相談に来るんですか?はよ告白しなさい。」 賢者に背中を押されたアポロンはキュレネを攫うとアフリカの地へ向かった。同地でキュレネは都市の女王となり、アリスタイオスを産んだとされる。 またアリスタイオスの弟のイドモーンはアルゴノーツの一員として旅に加わったという。 彼女のその後には諸説あるが、アレスから寵愛を受けたとも、アポロンに頼んでニンフへ変身し、大好きな狩りを長く続けたともされる。この甲斐性を常に発揮しろよアポロン 【その他】 星座として有名なオリオンの死の原因の一説にアポロンが関わっているものがある。 アルテミスと親密になったオリオンにアポロンが嫉妬し、アルテミスを騙してオリオンを射殺させた。 また自分の神殿で女と交わったオリオンに蠍を送り込んだ説もある。 マザコンエピソードにはつぎのような物がある。 とある国の王妃が母レトをバカにしたときに、アルテミスとともにその国に疫病を蔓延させ、滅ぼしている。 神性の起源に関係するとも考えられているがトロイア戦争ではアルテミスと共にトロイア側に加担。 有名なアキレスの踵の故事で知られる英雄アキレウスの死はアポロンの介入で起きたとされている。 何でギリシャで人気なんだこの太陽神。 追記修正は巫女を介してお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] GoWのヘッドライトは笑う -- 名無しさん (2015-12-06 12 15 33) 阿刀田高の「ギリシア神話を知っていますか」に書かれていたカッサンドラーのエピソードは中々楽しめる(ゲス顔) -- 名無しさん (2015-12-07 01 24 36) なにこの黒い太陽 -- 名無しさん (2015-12-07 10 11 15) アルテミスの方が先に産まれて難産だった彼を取り上げたという逸話だし弟だと思う -- 名無しさん (2015-12-07 11 21 28) ↑どちらにせよ度し難いシスコンだけどな -- (2015-12-07 11 31 13) か弱い者たちの心根を慮ることのできない自己中でジブンスキーなジョック野郎ってイメージ。 -- 名無しさん (2015-12-08 12 31 39) アポロンはアスクレピオスを直接殺した父親も怨めないし、ハデスの言い分も間違ってないからその怒りを雷霆を作ったキュクロプスにぶつけました。結果キュクロプスたちは皆殺しにされたという -- (2015-12-08 15 56 34) GO IS GOD -- 名無しさん (2015-12-12 19 32 57) GO IS GOD -- 名無しさん (2016-01-29 08 47 26) オリュンカス十二神のなかでもゼウスと競えるくらいカス -- 名無しさん (2016-02-07 02 29 36) 基本イケメンを鼻にかける奴はクソ、古代ギリシャ人でもそう思っとったみたいやね。 -- 名無しさん (2016-03-06 18 34 33) アポロンで一番嫌いな逸話は息子のアスクレピオスが死者蘇らせて殺された時に親のゼウスに反抗できないから八つ当たりで雷霆作ったサイクロプスをぶっ殺した奴。そのくせ当人は数か月の奴隷生活で許されるってんだから神様っていい御身分ですわ -- (2016-03-06 19 40 14) ↑ 神様だからね。 -- 名無しさん (2016-10-28 09 58 57) 世界の理を乱した息子と、世界を焼き尽くしかねない事態を引き起こした息子を持っている。その後始末を毎度毎度ゼウスがしてる。ある意味アレスより問題児 -- 名無しさん (2016-11-12 22 04 33) ↑後者の方はヘリオスの息子という話もある。まあ問題児だけどさ>アポロン -- 名無しさん (2016-11-12 22 24 46) ↑ヘリオスは無かった子にされてアポロンに書き換えられたしてるからね。本当にどっから来たのか太陽神設定 -- 名無しさん (2016-11-12 22 36 18) ヘファイストスとヘカティア以外はギガンテス共に皆殺しにされても残当なカス揃いだからな -- 名無しさん (2018-07-25 21 25 35) アポロンも性根が腐りきったクズ野郎だからな -- 名無しさん (2020-07-15 10 38 47) とある絵本を見て知ったんですけど、「王様の耳はロバの耳」の「あの耳」の一件にも、幻獣 パニックと供にアポロンが関わってるらしいとか。 -- 名無しさん (2020-07-16 01 04 53) 自分は好き放題しているくせに、妹に春が来たと思ったら全力で潰す兄。 ギリシアの男ってこんなのばっか。 -- 名無しさん (2020-09-22 01 33 14) 疫病神(えきびょうしん)というより疫病神(やくびょうがみ) -- 名無しさん (2020-09-22 08 34 07) ダンまちだと割と原典通りの変態クズだったな… -- 名無しさん (2020-09-22 08 55 23) ↑2 性病的な意味で疫病かもしれんし... -- 名無しさん (2020-09-22 09 39 06) 親父がどんな女も美少年もモノにする恋愛マスターなのに、恋愛方面の優秀さは殆ど受け継いでいない。あと、ヘラクレスとガチンコできるステゴロパワーファイターという点も無視されがち -- 名無しさん (2021-06-11 19 42 21) この奔放さがギリシャの人々の心の琴線にふれたのかもしれない(白目) -- 名無しさん (2021-11-16 19 10 08) ( 最近知ったことですが、)「 王様の耳はロバの耳 」で「 王様にロバの耳を生やした張本人 」らしい...!?( コレ、ホント ノ 話 ) -- 名無しさん (2021-11-16 22 00 05) ↑5 だがしかし色々な意味で詰んでいたという。 -- 名無しさん (2021-12-14 02 05 48) なんかご利益があんまりない神さま。 -- 名無しさん (2022-08-01 06 29 43) オリオンの件に関してはこいつ最低なんだ!という感想しか出てこなかった -- 名無しさん (2022-11-18 03 03 00) ニンジャナンデ?! なんだがゲスさはめっちゃ伝わる -- 名無しさん (2022-12-27 05 46 40) なんか、厄災しかもたらしてない気がする。 -- 名無しさん (2023-05-06 18 37 27) ↑元々が疫病神でもあるからね…光は隠すべきものを暴いたり、植物を枯らし、物を腐らせ病をもたらすネガティブな面もある -- 名無しさん (2023-05-06 18 46 08) 名前 コメント